フクログモ科

2009年8月 4日 (火)

日本の毒蜘蛛

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おや? 怪しげなものが…

きっとこのなかにはアレがいるはずです。


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おっと、見えました! います、います。


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色が違いますが、この二匹は同じ種。蜘蛛はオスとメスでは大きさや色、模様が違うことが多いです。でも、仲良しですね〜。


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たぶん、カバキコマチグモだと思います。言わずと知れた毒蜘蛛です。今では外来種のセアカゴケグモの方が有名ですが…日本在来の毒グモの代表と言えばこの蜘蛛でしょう!


●カバキコマチグモ/Cheiracanthium japonicum
フクログモ科コマチグモ属

撮影:2009.6.28/石岡市・旧八郷町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月30日 (土)

ムナアカフクログモ&ヤマトフクログモ

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5月はフクログモの季節なのでしょうか。あちこちで産室らしきものを見かけます。


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ひとつ開けてみましょう。


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いました。間違いなくフクログモの仲間です。


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腹部の模様だけでは何フクログモかわかりません。


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腹部裏は一様に茶褐色のようです。ということは…ヤマトフクログモの可能性が高そう。


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別の産室も開けてみました。こちらは腹部に茶褐色のラインが見えます。明らかに上の写真の蜘蛛と違います。こちらは、たぶんムナアカフクログモではないでしょうか。


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腹部表側の模様は上で紹介したヤマトフクログモによく似ています。でも、裏返すと全然違う模様が現れることもしばしば。ほんと、蜘蛛の識別って難しいです。


撮影: 2009.5.26/下妻市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月 6日 (水)

背中は似てるが、お腹が違う

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二枚の葉を糸で貼り合わせた怪しげなものを見つけました。これは蜘蛛の住居に違いありません。こんなものを作るのはフクログモ科の蜘蛛が多いです。


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こっそり覗き込むと…いました、いました。眼の配置からするとフクログモ科の蜘蛛の雰囲気。


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小さいプラスチックケースに落としてみました。やはりフクログモ科の蜘蛛です。ムナアカフクログモかヤマトフクログモっぽいです。なみに、茨城県南部にはこの両者が多いです。


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背中の模様だけでは判断がつかないので、腹部の裏も見てみました。すると、全面が赤褐色。ということは、ヤマトフクログモの可能性が高いです。

ムナアカフクログモは、写真のように全面が赤褐色ではありません。では、どうなっているのかというと…中央部が赤褐色の帯になっています。

まだ幼体のようなので断言はできませんが、とりあえずヤマトフクログモということにしておきます。

●ヤマトフクログモ/Clubiona japonica
フクログモ科フクログモ属

撮影:2009.5.1/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2008年12月18日 (木)

フクログモ科の眼

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種名はわかりませんが、フクログモ科の蜘蛛に違いないと思います。前回のヤチグモ科の蜘蛛とは違いますね〜。頭胸部の形は緩やかな丸みを帯びています。女性的な蜘蛛と言ったら失礼でしょうか? 


撮影:2008.1.3/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2008年9月15日 (月)

忍法、雲隠れの術!

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そんな感じがしませんか? でも、科学がチョ〜発達した現代に「忍法」なんて言葉、時代錯誤もいいところですね〜。でも、そんな時代だからこそ、忍法という一言が特別な意味を帯びてくるような気がします。そんなちゃちな技で人が騙せたなんて、あ〜なんてノスタルジックなんだろ…って。


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くだらない話をしました。修正、修正! さて、蜘蛛の話にもどりますが、結論はお粗末です。

けつろ〜ん、フクログモ科の一種であるのはわかりますが、種名まではわかりませ〜ん。茨城県南部でよく見かけるのは、ムナアカフクログモ、ヤマトフクログモです。きっとどちらかの幼体であるとは思うのですが…私には断定できませんでした。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.9.3/石岡市)

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2008年7月23日 (水)

ショウブの葉で家をつくる

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フクログモの一種です。この蜘蛛はショウブの葉を折り畳んで住居兼産室を作っていました。ショウブの葉には独特の匂いがあるので、避けるものかと思っていたらそうでもなさそうです。

たぶん、ハマキフクログモかヒメフクログモではないかと思いますが、断定はできません。ほかにも、葉を折り畳んだ産室がたくさんあったのですが、半数以上の母蜘蛛がなかで死んでいました。ひからびてカビが生えているものも多かったです。


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こちらが、住居のようすです。


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かなり小さいですが、子蜘蛛たちの姿です。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.7.18/水戸市)

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2008年7月13日 (日)

ヤマトコマチグモ?

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カンナの大きな葉っぱの先を丸めて住居を作っていました。広げてみると写真の蜘蛛が出てきました。図鑑の写真と見比べるとヤマトコマチグモのような感じです。


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たぶんこちらも同じ種だと思います。カバキコマチグモとヤマトコマチグモの見分け方がよくわかりません。とりあえず、ヤマトコマチグモということにしておきます。


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上の写真の蜘蛛が作っていた産室です。もちろんこのなかには卵がありました。この葉の巻き方はヤマトコマチグモの巻き方なのでしょうか?


●ヤマトコマチグモ/Cheiracanthium lascivum
フクログモ科コマチグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.7.2/龍ケ崎市・上の写真、牛久市・下の写真)

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2008年6月 6日 (金)

フクログモに違いはないけど…

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アシの葉を巻いた産室を見つけました。フクログモがなかに入っているはずです。開けてみると…


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こんな蜘蛛が出てきました。さ〜て、何フクログモでしょう?


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コフクログモ、ハマキフクログモ、ヒメフクログモ…いろいろな種が候補に挙がります。でも、どれだかわかりません。フクログモってとても識別するのが難しいです。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.28/石岡市)

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2008年5月11日 (日)

怪しげな住居

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いかにも蜘蛛の住居らしい外見です。こういった場所に造られるのは、フクログモ科の蜘蛛の住居が多いような気がします。

いつも不用意に葉を開いて逃げられるので、今回は容器を受け皿にして開けてみました。


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出てきたのはこの蜘蛛です。図鑑で見たところコフクログモが一番似ています。しかし、解説文に「似たものが多いので外見での種名確定は不可能」と書いてあります。まさにその通りだと思います。


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フクログモ科フクログモ属の蜘蛛の一種としておいた方がいいと感じました。

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.4.30/かすみがうら市・旧千代田町)

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2008年3月25日 (火)

君たちのアイデンティティはどこに

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前回からのつづきです。

こちらはフクログモ科の蜘蛛です。たぶん、ヤマトフクログモあるいはムナアカフクログモと思われます。2匹写っていますが、果たして同じ種なのでしょうか? 外見上は、大きさ以外ほとんど違いが見つけられません。


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さて、裏返してみるとご覧の通り、腹部裏の模様がだいぶ違います。小さい方は全体と太い帯に色の違いが明瞭に出ています。小さい方はまだ幼体なのかもしれません。すると、成長過程で色が変化して、やがては大きい個体と同じようになるのでしょうか? それとも、同じように見える2匹の蜘蛛はまったく別の種なのでしょうか? いろいろ推測してみるのも楽しいものです。


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2匹の顔のアップです。蜘蛛は眼の配置も重要な見分けポイントです。素人目には何ら違いがあるようには思えません。この点については同じフクログモ科フクログモ属の蜘蛛であることからも、大きな違いは見つけにくいことが予想されます。う〜ん、悩みは本当に尽きません。素人の私でも分かること。それは種の識別が想像以上に難しいということでしょうか…。でも、やっぱり蜘蛛っておもしろいです!


(2008.3.23/石岡市)

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