蜘蛛のゆりかご

先月、風の強い日に木の上から鳥の巣が落ちてきました。シュロの繊維で編まれた小さな巣のなかをのぞくと、いろいろな蜘蛛がいました。どうやら、冬の厳しい寒さをしのぐ格好のすみかになっていたようです。
なるほど、冬なら小鳥たちも子育てはしませんから、ず〜っと留守になります。利用できるものは利用しようということなのでしょうか。それにしても、生きものたちのライフサイクルは、絶妙に交差し絡み合っているのですね。

こちらは巣のなかに潜んでいたキンイロエビグモの幼体です。ほかにも、フクログモの一種、イナズマハエトリの幼体がいました。キンイロエビグモの周囲に見え隠れする白いものは蜘蛛の住居です。手のひらに載るほどの小さな鳥の巣には、数えきれない蜘蛛の住居がありました。まるで集合住宅、いやほかほかマンションでしょうか。
撮影:2009.3.23/城里町・旧桂村
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