分類外の項目

2009年4月 1日 (水)

蜘蛛のゆりかご

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先月、風の強い日に木の上から鳥の巣が落ちてきました。シュロの繊維で編まれた小さな巣のなかをのぞくと、いろいろな蜘蛛がいました。どうやら、冬の厳しい寒さをしのぐ格好のすみかになっていたようです。

なるほど、冬なら小鳥たちも子育てはしませんから、ず〜っと留守になります。利用できるものは利用しようということなのでしょうか。それにしても、生きものたちのライフサイクルは、絶妙に交差し絡み合っているのですね。


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こちらは巣のなかに潜んでいたキンイロエビグモの幼体です。ほかにも、フクログモの一種、イナズマハエトリの幼体がいました。キンイロエビグモの周囲に見え隠れする白いものは蜘蛛の住居です。手のひらに載るほどの小さな鳥の巣には、数えきれない蜘蛛の住居がありました。まるで集合住宅、いやほかほかマンションでしょうか。


撮影:2009.3.23/城里町・旧桂村

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2007年12月 6日 (木)

ちょっと早いけど、一年を振り返る(3)

蜘蛛の観察を趣味にしていると言ったら、ほとんどの人が驚くでしょう。なかには「異常な性格」と危険視する人もいるのではないでしょうか。ここで自分は、自らの異常性を否定するつもりはさらさらありません。やはり、大勢の人が気味悪いと思うものを愛でるというのは、怪しい人間に違いないのでしょう。それはそれでいいのです。

問題なのは、なぜ「蜘蛛が気味の悪いものなのか」です。蜘蛛の汚名が晴れれば、おのずと私自身の趣味も社会的に認められるはずです。

花を見て「美しい」と言えば心のきれいな人に思われるように、蜘蛛を見て「かわいい」と言って、繊細な人と思われたいものです。

そこで、蜘蛛の観察におけるテーマを自分なりに設定してみました。「なぜ蜘蛛は嫌われるか」です。これは蜘蛛の側に問題を見つけなければならなそうです。眼が8つあるとか、脚が8本だとか、粘着質の網を張るとか、いろいろなことが予想できます。一方、人間の立場で考え「なぜ人は蜘蛛を好きになれないのか」ということも気になっています。好きになれない理由はいろいろあると思います。昔話や伝説などに出てくるお化けグモなども影響しているのかもしれません。

謎に包まれた人間と蜘蛛の関係。その秘密を少しでも解き明かすことができれば楽しいだろうなぁ…と思いつつ、これからも蜘蛛の観察に勤しんでいくつもりです。ブログではこのテーマに関する話は一切していません。いろいろ考えていることもありますが、なかなかうまく説明できないことが筆を鈍らせます。それよりも蜘蛛の種類を覚えることを優先して、これからも観察報告をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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2007年12月 5日 (水)

ちょっと早いけど、一年を振り返る(2)

最初はヒメグモ、サラグモ、カニグモ、エビグモ…なんて名前を見てもチンプンカンプンでした。その時点で知っていたのは、オニグモやジョロウグモ、コガネグモ、ハエトリグモ、ウヅキコモリグモといったよく目にする種類だけ。コモリグモにいたっては、ハリゲコモリグモ、キクヅキコモリグモ、キバラコモリグモなどたくさんの種類がいることに衝撃を覚えたほどです。名前を覚えて、種類を見分けられるようになったら楽しいだろうな…

そんな思いから始まったのが蜘蛛観察です。よりによって蜘蛛なんて、他の人から見たら「おかしな奴」にしか思えないでしょう。花や虫の方が一般的で話題にもなりやすいので、そちらの観察を趣味にした方がずっといいと思います。でも、なぜか蜘蛛に興味を持ってしまいました。

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2007年12月 4日 (火)

ちょっと早いけど、一年を振り返る(1)

カメラが壊れて蜘蛛の写真が撮れません。ちょうどいい機会なので、過去を振り返ってみることにしました。

そもそも蜘蛛などに興味を持って調べ始めたのが今年の初めから。蜘蛛に関する最初のブログ「蜘蛛・クモ探検隊1」を書き始めたのは3月からでした。

なぜ、蜘蛛のブログを始めたか? それは、いろいろな蜘蛛がいるのがわかったから。ちょうど前年の暮れに、文一総合出版から『日本のクモ』という図鑑が出たことも大きく影響しています。この図鑑を購入して、蜘蛛に大きな関心を寄せようになりました。「何気なく目にする蜘蛛にちゃんとした名前がついている」。そう思ったときに、蜘蛛は単なる蜘蛛ではなく○○グモとして、他の生きものたたちと同等の存在になりました。それと同時に、たくさんの種類がいることに驚かされました。

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