秋風にゆらり揺られて里の夕暮れ
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明らかにサラグモ科の蜘蛛。しかし、何者かわかりません。腹部の両側面に三対の黄色い点があります。

上から見ると腹部がややくびれています。たまたまなのか、奇形なのか判断がつきません。こんな腹部の蜘蛛っていたっけ? もしかすると亜成体で、最後の脱皮をするとアシナガサラグモになったりして…などと想像してしまいます。

しかし、最初の写真を見る限りでは外雌器がしっかりできあがっているような感じ。だとすると、すでに成体ということになります。う〜ん、腹部上面の模様はアシナガサラグモによく似ているので、やっぱりアシナガサラグモかもしれません。
撮影:2009.10.9/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
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いつも見ているコガタコガネグモとは違う雰囲気だったので撮っておいた蜘蛛です。感覚的な判断ですが、まず模様に違和感を覚えました。さらに、網を張っている場所がかなり高めでした。両手を伸ばしてコンデジで撮影しましたから、2メートル以上の高さにいたわけです。ちなみに、今まで見たコガタコガネグモのほとんどは2メートル以下の場所にいました(この点については観察不足かもしれません)。
コガネグモではなさそうですから、残る可能性はチュウガタコガネグモの幼体でしょうか? チュウガタコガネグモは一度しか見たことがないので、記憶としてのサンプルが少なすぎるのでなんとも言えないところです。
見つけたのが茨城県の中央部(やや北西部)に位置する笠間市なので、ちょくちょく観察に行けません。本来なら成体になるまで見届けたいところですが、ちょっと無理そうです。なんかモヤモヤとした思いがいつまでも残ります。
撮影:2009.7.13/笠間市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
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くも団子なんて言葉は辞書にはありませんが、「これがそうなのだ!」と言われればそう思えませんか?

「ふっ」と息を吹きかけると、ご覧の通り。まさに、蜘蛛の子を散らすといった感じです。普通の人なら「う〜っ、気味悪い」と言うところでしょう。しかし、これがなんともかわいらしいんですよ。チビッちゃい奴が「うわぁ〜」なんて大慌てで動き回っているのを見ると…ほっほっほっ。

さて、この蜘蛛の種については断言しかねるところです。ルーペで見てみたら、眼の配置がなんとなくアシナガグモの仲間のように思えました。持ち帰って育てれば一発でわかるのでしょうが、これを持ち帰るのもどうかと思いそのままにしてきました。
撮影:2009.6.12/常陸大宮市・旧御前山村
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幼体なので何グモなのかわかりません。たぶんエビグモ科の蜘蛛ではないでしょうか?
茨城県南部に多いエビグモといえば…アサヒエビグモ、キハダエビグモ、キンイロエビグモです。それと、数はあまり多くありませんがシャコグモもいます。さぁ、どれでしょう?
撮影:2009.5.1/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
*5月9日追記
クモ画像掲示板でお世話になっている“きどばん”さんから、イオウイロハシリグモの幼体であることを教えていただきました。ありがとうございます。
長年の疑問が、まるで霞が晴れるように消えていきました。ちょっと気分がいいです。
ちなみに、クモ画像掲示板は下記の通りです。何かわからない蜘蛛がいたら、こちらに投稿するといろいろな方がヒントをくれたり、ズバリ回答してくれたりします。
http://xbbs.knacks.biz/kjrshoji
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二度と逢えないと思っていました。と言ったら言い過ぎかもしれませんが、それに近いものを感じていました。昨年たまたま二度ほど見かけた蜘蛛と同じだと思います。

この蜘蛛、神出鬼没でどんな環境に生息しているのかさっぱりわかりません。見つけたのは二度とも木の上でした。一度は樹皮上、もう一度は枝先。そして今回はと言うと、やはり樹皮上でした。場所は、雑木林が近くにある公園とせせらぎ近く。いずれも平地と呼んでいいような場所です。
標高の高い山とか湿地という特別な環境にいるわけではなさそうです。でも、いつでも見られるかと言うと、そんなことはありません。蜘蛛を観察し始めて、見つけたのは今回で3度目。今回の個体は体長5〜6ミリで、幼体のような感じです。

外見からするとジャバラハエトリの仲間のような雰囲気です。しかし、外見での判断は禁物。生殖器とかを精査しないと本当のことはわからなそうです。模様の点では、チャイロアサヒハエトリの幼体にも似ているかもしれません(ただし、腹部裏側の色がまったく違います)。

自分が気付いた特徴としては…
一番大きな目がやけに茶色っぽいことです。まるで外人さんみたい。前列の眼のところに茶色っぽい毛が一直線に生えています。マミジロハエトリならぬ、マミチャハエトリとでも言いたくなるような感じです。

触肢の先端に白い毛が生えています。6眼かと思いましたが、よ〜く見ると肉眼では確認しづらい小さい眼が2つあるようで、一般的な8眼の蜘蛛のようです。

脚は八本とも黄色っぽいです。しかも何となく透明感がある黄色。腹部はまるでサンドバッグを引きずっているかのような印象です。

腹部の裏側はこのような感じ。比較的さっぱりとしています。腹部末端には、糸疣を囲むように外側に白い毛、内側に黒い毛があり、輪のように見えます。
そういえば、この蜘蛛はまだ正確に同定されていないという噂を聞いたことがあります。したがって、学名も属も決まっていないとか…。つまり、まだ図鑑に載っていない蜘蛛です。いったい何と言う名前になるのでしょう。興味津々です。


こちらは以前見た同じ(だと思う)蜘蛛の写真です。左はつくば山麓(2007.5.14)で、右は土浦市の公園(2007.5.27)で見つけた個体です。
(2008.11.13/つくば市)
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