ヤチグモ科

2010年3月15日 (月)

朽ち木の小さな住人

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腐りかかった丸太をひっくり返したら、肌色のきれいな蜘蛛が姿を現しました。以前にも同じような状況下でこの蜘蛛を見たことがあります。ご覧のような朽ち木の溝の部分に住居を構えて、その周辺に目の細かい網をカーペット状に広げています。


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体長は5ミリに満たない小さな蜘蛛です。たぶん、コタナグモではないでしょうか。タナグモと言う名称がついていますが、ヤチグモ科です(タナグモ科ではないところが紛らわしいですね〜)。陽の光の下で見ると、透き通るような肌色でとてもきれいです。この蜘蛛を見ると、なぜか赤ちゃんの素肌を連想してしまいます。


●コタナグモ/Cicurina japonica
ヤチグモ科コタナグモ属

撮影:2010.3.10/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年9月16日 (水)

般若の角

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山の方に行くとこの蜘蛛をたまに見かけます。たぶん、ヤマヤチグモだと思います。糸疣に特徴があるので、覚えやすいです。自分としては般若のお面についている角のように見えるのですが、いかがなものでしょう?


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この蜘蛛はクサグモやコクサグモの張る網によく似た棚網を張ります。写真の網上に散らばっているゴミのようなものは子蜘蛛たちの脱皮殻です。


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最初の脱皮をした子蜘蛛たちを果敢に撮影してみましたが、あまりにも小さいのでよく写っていません。


●ヤマヤチグモ/Tegecoelotes corasides
ヤチグモ科ヤマヤチグモ属

撮影:2009.9.10/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2008年12月17日 (水)

おめめシリーズつづきます

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今回はヤチグモ科の蜘蛛です。種名は断定できませんが、シモフリヤチグモかメガネヤチグモだと思われます。触肢のようすを見るとオスであることがわかります。

見つけたのは公園の樹木にかかっている名前を解説したプレートの裏です。冬眠中のところ起きていただきました。

眼はちゃ〜んと8個あります。中央の4つははっきりと確認できますね。外側の2つはほとんどくっついているのでわかりにくいかもしれません。本当は正面から撮った方が良かったのですが、この角度から撮ったものしかなかったのでお許し下さい。


撮影:2008.1.3/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2008年12月 8日 (月)

クサグモじゃないな

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棚網と呼ばれるクサグモが作るような網を張っていました。でも、クサグモとはちょっと違うような感じです。以前にもこれに似た蜘蛛を見たことがあります。

個人的にはヤマヤチグモではないかと思っているのですが、間違いないとは断言できません。とりあえずヤマヤチグモ(だろう)ということにしておきます。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.10.31/桜川市・旧真壁町)

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2008年9月 9日 (火)

ヤチグモってこんなところに網張るの?

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怪しい人影って言うか、蜘蛛影。写真は橋の欄干の裏側です。こ〜んなところに網を張るのはヒメグモと相場が決まっています。でも、おかしいぞ、クサグモみたいな網です。そう思ったら、ヤチグモっぽい姿がチラッ。


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ヤチグモが欄干の裏側に網を張るとは知りませんでした。たまたまかと思ったら、ほかにもいくつか網を見つけました。気になるのは何ヤチグモかということ。この場所ではよくメガネヤチグモを見かけているので、自分のなかではメガネヤチグモってことになりました(もしかするとシモフリヤチグもかも)。


●メガネヤチグモ/Paracoelotes luctuosus
ヤチグモ科メガネヤチグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.9.3/石岡市)

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2008年7月27日 (日)

アズマヤチグモ?

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木の根元に網を張っていました。


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ヤチグモの一種だろうと思いますが、名前は断定はできません。


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よく見かけるメガネヤチグモとは違うような感じがします。ヤマヤチグモかとも思いましたが、以前見たものと少し違う雰囲気。となると、アズマヤチグモなのでしょうか? 今までに見たことがないので、確信は持てません。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.7.20/古河市)

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2008年6月 7日 (土)

岩場から獲物を狙う牙

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石積みの塀の隙間に蜘蛛の網があります。網の先端には獲物を待ち構える姿がチラリ。


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いつもだったら素早く姿を隠すのに、私が近づいても逃げません。よっぽどお腹がすいているか、鈍感なのかもしれません。それをいいことに、捕獲を試みました。


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捕まえたのはヤチグモの仲間。よく訪れるこの公園では頻繁に目にする種のような気がします。


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たぶん、メガネヤチグモかシモフリヤチグもだと思うのですが、私は何の根拠もなくメガネヤチグモと思い込んでいます。


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悩んでも答が出ないので、とりあえずそういうことにしておきます。


●メガネヤチグモ/Paracoelotes luctuosus
ヤチグモ科メガネヤチグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.1/石岡市)

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2008年3月 1日 (土)

去年の蜘蛛…ヤチグモの一種

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ヤチグモ科の蜘蛛に間違いありません。しかし、何ヤチグモかは判断に迷ってしまいます。


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平地の雑木林で見つけたのなら、メガネヤチグモかシモフリヤチグモだろうと判断します。ところが、この蜘蛛を見つけたのが山の中腹なので困ってしまいました。


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どうやらメスらしいのですが、外雌器がまだ完全に出来上がっていないようです。この部分をヒントに図鑑で検索しようと思ったのに、残念です…(外雌器が出来上がっていても照合できたかどうかは疑問です)。ということで、ヤチグモの一種ということにしておきます。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.3.4/石岡市・旧八郷町)

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2008年2月23日 (土)

コタナグモかしら?

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前回のつづき。
お昼休みに見つけた蜘蛛はほかにもう一種います。それが写真の蜘蛛です。初めて見る蜘蛛でしたが、図鑑の写真と見比べて、コタナグモと判断しました。しかし、自信がないので、またもや掲示板で相談。

いろいろな候補が挙がりましたが、コタナグモでいいのではないだろうかという結論になり、自分も納得しました。見つけたのは地面に転がっていた朽ち木の裏です。こんなところに網を張る蜘蛛がいるのかと感心すると同時に、隠れ家を見つけたという喜びを感じました。

これからは、朽ち木にも注意を払っていきたいと思います。朽ち木にはきのこも生えるし、コケも生える。運が良ければ粘菌にも出会えます。よく考えると、宝物のような存在です。なぜ、今まで気がつかなかったのでしょう…。あ〜、下手こいた〜。


●コタナグモ/Cicurina japonica
ヤチグモ科コタナグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.2.18/つくば市)

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2008年2月16日 (土)

去年の蜘蛛…ヤチグモの一種

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体長が5ミリほどのヤチグモの一種です。まだ幼体なので、名前は断定できません。崖地にあった管状住居を壊してみたらこの蜘蛛が出てきました。けっこうかわいらしい蜘蛛です。頭胸部の後部の縁がややでこぼこしているところが特徴的です。2月2日のブログに書いた蜘蛛によく似ています。もしかして、ヤマヤチグモでしょうか???


(2007.2.26/小美玉市・旧美野里町)

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