般若の角
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怪しい人影って言うか、蜘蛛影。写真は橋の欄干の裏側です。こ〜んなところに網を張るのはヒメグモと相場が決まっています。でも、おかしいぞ、クサグモみたいな網です。そう思ったら、ヤチグモっぽい姿がチラッ。

ヤチグモが欄干の裏側に網を張るとは知りませんでした。たまたまかと思ったら、ほかにもいくつか網を見つけました。気になるのは何ヤチグモかということ。この場所ではよくメガネヤチグモを見かけているので、自分のなかではメガネヤチグモってことになりました(もしかするとシモフリヤチグもかも)。
●メガネヤチグモ/Paracoelotes luctuosus
ヤチグモ科メガネヤチグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.9.3/石岡市)
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石積みの塀の隙間に蜘蛛の網があります。網の先端には獲物を待ち構える姿がチラリ。

いつもだったら素早く姿を隠すのに、私が近づいても逃げません。よっぽどお腹がすいているか、鈍感なのかもしれません。それをいいことに、捕獲を試みました。

捕まえたのはヤチグモの仲間。よく訪れるこの公園では頻繁に目にする種のような気がします。

たぶん、メガネヤチグモかシモフリヤチグもだと思うのですが、私は何の根拠もなくメガネヤチグモと思い込んでいます。

悩んでも答が出ないので、とりあえずそういうことにしておきます。
●メガネヤチグモ/Paracoelotes luctuosus
ヤチグモ科メガネヤチグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.1/石岡市)
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前回のつづき。
お昼休みに見つけた蜘蛛はほかにもう一種います。それが写真の蜘蛛です。初めて見る蜘蛛でしたが、図鑑の写真と見比べて、コタナグモと判断しました。しかし、自信がないので、またもや掲示板で相談。
いろいろな候補が挙がりましたが、コタナグモでいいのではないだろうかという結論になり、自分も納得しました。見つけたのは地面に転がっていた朽ち木の裏です。こんなところに網を張る蜘蛛がいるのかと感心すると同時に、隠れ家を見つけたという喜びを感じました。
これからは、朽ち木にも注意を払っていきたいと思います。朽ち木にはきのこも生えるし、コケも生える。運が良ければ粘菌にも出会えます。よく考えると、宝物のような存在です。なぜ、今まで気がつかなかったのでしょう…。あ〜、下手こいた〜。
●コタナグモ/Cicurina japonica
ヤチグモ科コタナグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.2.18/つくば市)
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前回からのつづきです。
ガザミグモの次に見つけたのが、ご覧のヤチグモ科の蜘蛛です。堂々としていてカッコいい蜘蛛です。かなり強そうな印象です。体長は14ミリありました。かなり大型の蜘蛛です。

さ〜て、何ヤチグモでしょう? メガネヤチグモかシモフリヤチグものような気がします。よく見ると触肢が完全に出来上がっているようなので、オスの成体に違いありません。

複雑な形をした触肢です。ここで、無謀にも図鑑を引っぱり出し、触肢の形から種類を同定しようと試みました。かなり専門的な分野なので、触肢が描かれている図版を見てもチンプンカンプンです。

アルコールのなかでプカプカしている標本と見比べること30〜40分。シモフリヤチグモではないと判断しました。でもメガネヤチグモとも断言できません。悩んだ挙げ句、「似てるからいいか!」とメガネヤチグモに決定しました。チャンチャン。

こちらは同じ場所にいた幼体です。これもメガネヤチグモでしょうか?
次回はフクログモ科の蜘蛛です。
●メガネヤチグモ/Paracoelotes luctuosus
ヤチグモ科メガネヤチグモ属
参考文献:保育社『原色日本クモ類図鑑』、文一総合出版『日本のクモ』
(2008.1.3/石岡市)
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よく見かける穴状の蜘蛛の住居があります。穴にはどんな蜘蛛が住んでいるのだろう…いつかは確かめてみたいと思っていたので、今回チャレンジしてみました。この穴は、桜の支え木のところにありました。

穴の後の方をピンセットで押してみると、出てきたのはこんな蜘蛛でした。ヤチグモ科の蜘蛛のようです。メガネヤチグモのような感じがしますが、自信はありません。

「この山の向こうには何があるのだろう?」という言い回しはよく耳にします。自分の場合は、「この穴の向こうにはどんな蜘蛛がいるのだろう?」になります。蜘蛛に興味を持つと、木の根元や岩場にある穴がとても気になります。

これは岩場にあったヤチグモの住居です。なかにいた蜘蛛は上の写真の蜘蛛と同じでした。いろいろなところに住居を作る蜘蛛のようです。
*今回は、地元にある公園を観察。ちょうど園内では「菊まつり」が開催されていました。菊の写真も撮っておけばよかった…と後悔しています。蜘蛛に夢中になると、ほかのものが目に入らなくなります。このつづきは次回へ。
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.9/石岡市)
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前回のつづきです。

庭園をあとにして向かったのは、数日前にハンゲツオスナキグモを見つけた場所です。さすがにもう見つからないだろうと思いながらも期待に胸をふくらませながら現場に向かいました。予想通り見つかりませんでしたが、別の蜘蛛がいました。


田んぼなどにある塩化ビニール製の農業資材の一種です。その波形になった部分をうまく利用して蜘蛛が網を張っていました。さっそく捕獲してみることに…


この蜘蛛は先々週の北茨城市、先週の桜川市で見た蜘蛛と同じようような気がします。自分としてはヤマヤチグモではないかと判断しました。この蜘蛛は意外に多い蜘蛛のようです。

近くにあったヒノキの樹皮に目をやると、サラグモらしき蜘蛛の網がありました。そばには何やら怪しげなものが見え隠れしています。樹皮の裏に隠れている蜘蛛の脚ですが、縞模様がとても目立ちます。


サラグモにしてはかなり大きいです。サラグモというと4〜5ミリのものがほとんどですが、この蜘蛛は6ミリ以上ありました。調べたところアシヨレグモらしいことがわかりました。自分は初めて見る蜘蛛です。名前は、オスの一番前の脚がよじれていることから名付けられたそうです。ただしメスはねじれていないようです。写真の蜘蛛はメスなのでねじれていません。今回の件で、サラグモにはこんなに大きなものもいるということがわかりました。
このつづきは次回へ…
●ヤマヤチグモ/Tegecoelotes corasides
ヤチグモ科ヤマヤチグモ属
●アシヨレグモ/Labulla contortipes
サラグモ科アシヨレグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.4/小美玉市・旧小川町)
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前回のつづき、霞ヶ浦湖岸の松林からの報告です。


ほかに見つけた蜘蛛は、ヤチグモ科の蜘蛛です。コンクリートの壁面の窪みに住居を作って隠れていました。メガネヤチグモのような感じがしますが、ちょっと自信がありません。


アシナガグモ科の蜘蛛です。かなりの数がいたので、普通のアシナガグモの幼体のような気がします。この幼体を触って気がついたのですが、この蜘蛛たちはかなり激しい体色変化を起こします。写真は変化後の姿です。触る前はもっと明るい色だったのですが、黒くなってしまいました。今までアシナガグモの成体は何度も見ていますが、これほどの体色変化を起こすとは気づきませんでした。アシナガグモ科の蜘蛛は体色の変化を起こすことで知られています。特にキララシロカネグモが有名です。
●メガネヤチグモ/Paracoelotes luctuosus
ヤチグモ科メガネヤチグモ属
●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.10.30/行方市・旧麻生町)
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変わった蜘蛛がいるなぁと覗き込んだら、メガネドヨウグモでした。初夏に筑波山の麓を流れる沢の近くで見て以来です。水辺の近くが好きな蜘蛛だと思っていたのですが、山の上にもいるようです。でも、見つけたのは岩場から水がしみ出している場所。なんとなく湿ったところが好きなのかもしれません。


よく見ると頭胸部に丸い模様があります。これをメガネに見立てて名前を付けたようです。上の写真はメスで、下はオスのようです。


カニグモ科の蜘蛛です。たぶん、よく見かけるヤミイロカニグモだと思うのですが、もしかしたら違う蜘蛛かもしれません。カニグモ科の蜘蛛は似た蜘蛛が多いので、知れば知るほど見分けるのに迷います。以前ならヤミイロカニグモと即答しましたが、今はかなり慎重になります。


これはひょっとするとヤチグモ科の蜘蛛かもしれません。クサグモのような棚網を作っていたので、タナグモ科の蜘蛛かと思いましたがようすが違います。見つけた場所には小さな棚網がたくさんあり、この蜘蛛と同じ蜘蛛がいっぱいいました。数日前のブログに北茨城で見つけた蜘蛛のことを書きましたが、この蜘蛛ととても良く似ています。もしかしたら同じ種類かもしれません。ヤマヤチグモでしょうか?
*以上、3回にわたって茨城県南部の山で見た蜘蛛たちのことを書きました。見つけたのは石岡市(旧八郷町)と桜川市(旧真壁町)にまたがっている「きのこ山」です。
●メガネドヨウグモ/Metleucauge yunohamensis
アシナガグモ科オオドヨウグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.10.25/桜川市・旧真壁町)
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先日、久しぶりに写真を撮りに行きました。行き先は市内にある公園です。雑木林をそのまま利用した自然公園のような場所で、たくさんの蜘蛛がいました。
通りすがりに確認したものは、ワキグロサツマノミダマシ(一番上の写真)、ナガコガネグモ、オオヒメグモ、オオツリガネヒメグモ、ゴミグモ、オオシロカネグモなど。写真は卵のうから出たばかりの子蜘蛛たちの“まどい”と親蜘蛛です。カグヤヒメグモかなと思いましたが、同定についてはちょっと自信がありません。
珍しい蜘蛛はいないかと、樹木名を記したプラスチックプレートをひっくり返すと、写真の蜘蛛がいました。どうやらヤチグモ科の蜘蛛のようです。思い当たるのはヤマヤチグモ、メガネヤチグモ、シモフリヤチグもあたり。なんとなくシモフリヤチグものような気がしますが、こちらも自信がありません。
久しぶりに蜘蛛探しに出かけ、1時間ほど歩きましたが、あたりはもうすっかり秋の雰囲気です。秋と言うとイシサワオニグモを思いだします。オレンジと白の入り交じった美しい蜘蛛ですが、山に行かないと見られません。車で40〜50分行ったところにたくさんいるのを昨年確認しました。今年もその場所に出かけてみたいと考えています。
ワキグロサツマノミダマシ/Neoscona mellotteei
コガネグモ科ヒメオニグモ属
カグヤヒメグモ/Achaearanea culicivola
ヒメグモ科ヒメグモ属
シモフリヤチグモ/Iwogumoa insidiosus
ヤチグモ科シモフリヤチグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.9.25/石岡市)
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