木の葉隠れの術? いや、木の葉隠しの術

「天高く蜘蛛肥ゆる秋」とは言ってみたものの、じつはこれ10月の写真です。青空とジョロウグモは絵になります。じつに美しいですな。

そんななか一匹のしわくちゃな個体を発見。残念ながらすでにお亡くなりになっていました(合掌)。さて、近くに卵のうはないものかと探してみると…

怪しげな木の葉を見つけました。幹の垂直面に落ちることなく張り付いているところが、いかにも不自然です。さては?

やっぱり! この葉の裏には卵のうが隠されていました。聞いたところによると、ジョロウグモは卵のうを木の葉で隠すことが多いそうです。それにしても、手頃なものを見繕ってうまく張り付けるものです。隠すためなのか、防滴・防寒のためなのかわかりませんが、これも蜘蛛の知恵の一つなんでしょうね、きっと。
●ジョロウグモ/Nephila clavata
ジョロウグモ科ジョロウグモ属
撮影:2009.10.21/土浦市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
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