カニグモはやっぱりアリを食べるのね
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小さくてわかりにくいですが、コハナグモの眼の配置です。体長4ミリくらいの小さな個体ですが、眼の並び方はなんとか確認できると思います。
コハナグモは頭胸部にまばらに毛が生えているものが多いような気がします。この毛を見ると男性の指の第二関節を思い出してしまうのですが、みなさんはいかがでしょう…。
普通は薄緑色をしているのですが、この個体は黄色がかっています。脱皮直後は黄色なのでしょうか? 本当のことはわかりませんが、きれいだったので撮っておきました。ちなみに、向かって左側の脚が一本欠けています。
●コハナグモ/Diaea subdola
カニグモ科ギョウジャグモ属
撮影:2008.5.2/小美玉市・旧小川町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
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頭上でゆらゆらと揺れる緑の物体に気づきました。緑の細長い生きもの、見覚えのある姿…オナガグモの名が頭をよぎります。
オナガグモは、草の間の空間に3〜4本の糸を渡し、それを伝わってくる蜘蛛を捕らえます。そうです、蜘蛛を襲う蜘蛛。糸をわたる習性を巧みに利用して同胞を狩る冷血漢と言えるかもしれません。

アクロバット的な空中戦を演じている最中でしたが、揺れてどうにも写真が撮れないので、糸をたぐり寄せて下に降りてもらいました。
どう見ても蜘蛛には思えませんが、紛うことなき正真正銘の八本脚です。その残忍な性格のためか狡猾そうな印象を与えます。まぁ、蜘蛛はもともと知恵者。生業にケチをつけるのはこれくらいにしておきましょう。

さて、餌食になっていたのは…
なんとワカバグモでした。体液を吸われ、すっかりしわくちゃになっていますが、若葉色と眼の周りの色からそれと想像できます。撮影は10月下旬です。こんな時期でも、ワカバグモは元気に歩き回っているということですね。
●オナガグモ/Ariamnes cylindrogaster
ヒメグモ科オナガグモ属
●ワカバグモ/Oxytate striatipes
カニグモ科ワカバグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.10.27/笠間市・旧友部町)
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