お子さん、何人いらっしゃるんですか?
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フジイコモリグモといえば、雑木林のなかを歩き回っている印象が強かった私。ところが、写真の個体は田んぼの脇を流れる水路の壁面にへばりついています。確かに水路のすぐ隣はスギの林ですが、アオグロハシリグモのようにこんな場所にお出ましになるとは想像もしていませんでした。
この蜘蛛は茨城県南部で頻繁に見かけます。今回見つけたのは県北西部。以前は県北部(日立市)でも見かけました。たぶん茨城県全域に生息するのではないかと思われます。ということは、ホント一般的な蜘蛛ってことでしょうか。
●フジイコモリグモ/Arctosa fujiii
コモリグモ科ミズコモリグモ属
撮影: 2009.5.10/城里町・旧七会村
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
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「蜘蛛の名前を挙げなさい」と言われて、思いつく蜘蛛の筆頭がオニグモではないでしょうか。それくらい名前が売れているにもかかわらず、人気がないのは蜘蛛の宿命かもしれません。
いつでも撮れると思うと、ついつい脇目で通り過ぎてしまうところです。しかし、昨日はしっかり撮りました。
肩の部分が鬼の角のようにとがっています。ひょっとして、これが鬼の名を冠する所以でしょうか。コガネグモ科オニグモ属の蜘蛛のなかには、この角のある種が複数います。

ところで、この角にはどんな意味があるのでしょう? いつも不思議に思っています。さらに、二つの角の間には白いマークが…いや、マークと言うより模様でしょうね。じつはこの模様、個体によって微妙に違うんですよ〜
●オニグモ/Araneus ventricosus
コガネグモ科オニグモ属
撮影:2009.4.5/常総市・旧石下町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
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正面からではありませんが、何となく眼の配置がおわかりいただけるでしょうか。こちらはクロココモリグモです。体じゅうに産毛が生えているような感じの蜘蛛です。私はなぜか、この蜘蛛のことをプーさんと呼んでいます。
ちなみに、田んぼでよく見かける蜘蛛です。乾いた場所にはいないような気がします。まだら模様に見える白い毛が印象的で、この毛が日光を浴びると何となく光っています。田んぼでこんな蜘蛛を見たら、クロココモリグモにほぼ間違いありません(茨城県南部では)。
あっ、そうそう。何となく光っているように見える蜘蛛にキバラコモリグモがいますが、クロココモリグモよりずっと小型です。キバラコモリグモは5〜8ミリ、クロココモリグモは7〜11ミリです。
●クロココモリグモ/Arctosa subamylacea
コモリグモ科ミズコモリグモ属
撮影:2008.4.30/土浦市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
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コモリグモでもかなり小さい種類です。体長はメスが5ミリ程度、オスは一回り小さくて3ミリくらい。たぶん、チビコモリグモです。私はオス(左)を見ないと種名は判別できません。メス(右)を見ただけでは、ほかのコモリグモの幼体と迷ってしまいます。
オスは一番前の脚の一部が白くなっています。これを目印にして判断しています。


メス(右)の脚が一本取れてしまいました。そこから体液が出ています。これって蜘蛛の血液なのでしょうか? そうだとすると、蜘蛛の血は無色透明なんですね。
●チビコモリグモ/Pirata procurvus
コモリグモ科カイゾクコモリグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.7.4/石岡市)
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6月の中旬に茨城県南部の阿見町(あみまち)で見つけた蜘蛛を報告します。まずは、イオウイロハシリグモの幼体です。

眼の部分が特徴的なアズチグモの幼体です。黄色い小さい蜘蛛とでもいいましょうか、体長4〜5ミリの愛らしい蜘蛛でした。

ヤミイロカニグモのオスです。ヤミイロカニグモのオスは、前二本の脚を振り上げて小刻みに震わせる行動をとることがあります。たぶん威嚇行動だと思うのですが、震わせるのは片側の二本で、左右両方をブルブルすることはないようです。これはカニグモ科の蜘蛛の特徴なのでしょうか? こんどほかの種類の蜘蛛でも確認してみようと思います。

これは迷います。コモリグモ科の蜘蛛のような気がしますが…。悩んだ末にエビチャコモリグモだろうと判断しました。じつは、エビチャコモリグモはあまり見たことがありません。一抹の不安を感じますが、ほかに思いつかないのでエビチャコモリグモということにしました。体長は優に10ミリを超える大型のコモリグモです。
●イオウイロハシリグモ/Dolomedes sulfureus
キシダグモ科ハシリグモ属
●アズチグモ/Thomisus labefactus
カニグモ科アズチグモ属
●ヤミイロカニグモ/Xysticus croceus
カニグモ科カニグモ属
●エビチャコモリグモ/Arctosa ebicha
コモリグモ科ミズコモリグモ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.10/阿見町)
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関東地方の太平洋側(って当たり前か?)では、茨城県にしか生息していないといわれるイソコモリグモ。その蜘蛛を探しに行ってきました。仕事帰りだったので夕方です。蜘蛛たちも活発に動きそうなちょうどよさそうな時間でした。

これ、イソコモリグモでしょうか? いや〜違うような気がします。

じゃ、これは? う〜ん、これも違うでしょう。図鑑でしか見たことはありませんが、かなり雰囲気が違います。

こんな蜘蛛を見つけました。あれ〜、これってウヅキコモリグモ? 海岸にもいるのですね。驚きました。心なしか、内陸部のウヅキコモリグモとは色が違うような感じがします。海岸にいるものの方が、スッキりと明るい印象です。
行けば簡単に見つかるだろうと思っていたイソコモリグモですが、出会いまでの道のりはかなり険しそうです。初対面の日はいつのことやら…。絶滅危惧種ですから、生息地が限られる上、個体数も少ないのかもしれません。
イソコモリグモは、なんと茨城県では希少種になっています。全国的には絶滅に瀕している蜘蛛をあえて希少種にしているのです。ということは、うまく探せば見つかりそうな気がするのですが…甘過ぎますか?

本日のお別れは、コガネグモダマシの画像です。浜辺の草の間で一生懸命網を張っていました。
●ウヅキコモリグモ/Pardosa astrigera
コモリグモ科オオアシコモリグモ属
●コガネグモダマシ/Larinia argiopiformis
コガネグモ科コガネグモダマシ属
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.6/鹿嶋市・旧大野村)
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