アシナガグモ科

2009年10月14日 (水)

つぶらな瞳が語りかけるよ〜

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初めて見る蜘蛛でした。小さな瞳の配列がアシナガグモ科のものに似ています。名前はキンヨウグモ。本州のほぼ全域に生息しているはずなのですが、今まで一度も出会うことがありませんでした。蜘蛛を観察しているのにそんなことって? ありえないことです。もしかして、私の目は節穴だったのでしょうか!


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近くでしみじみと見ると、意外にも美しい蜘蛛です。パッと見の派手さはありませんが、とても親しみあふれるファッション感覚が好印象を与えます。腹部中央に並ぶ黄色い楕円の紋がじつにキュート! 「きゃっ、カワイイ」と思わずつぶやいてしまいます。


●キンヨウグモ/Menosira ornate
アシナガグモ科アズミグモ属

撮影:2009.10.5/桜川市・旧真壁町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年9月11日 (金)

模様が変わるよ、オオシロカネグモ

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アシナガグモの仲間は刺激を与えると模様を変化させる種が多いです。写真のオオシロカネグモもその一種。ただし、こちらはそれほど興奮している状態ではありません。


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こちらはちょっとビックリした後のようす。腹部の模様が変わったのがおわかりでしょうか? 線がグッと太くなっています。


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こちらは腹部裏のようすです。黄色と言うか、黄緑色と言うか、きれいな二本の線が入っているのが見えます。この線が太いとコシロカネグモです。太いか細いかは判断に迷うと思いますが、見慣れてくると感覚的にわかります。(なんていい加減な説明でしょう)


オオシロカネグモ/Leucauge magnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属

撮影:2009.9.10/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年8月 6日 (木)

薄汚れた卵のう

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葉っぱの裏に煤けたゴミのようなものが…


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いいえ、ゴミと思ったら大間違い。こちらは蜘蛛の卵のうです。


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生みの親は誰かと思ったら…アシナガグモでした。

●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

撮影:2009.6.28/石岡市・旧八郷町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年7月 6日 (月)

チュウガタシロカネグモと間違えそうだ

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コシロカネグモです。腹部の前方にある黒丸模様を見ると、チュウガタシロカネグモと勘違いしそうになります。今まで各地で蜘蛛を見てきましたが、自分は茨城県南部・中央部・北部でチュウガタシロカネグモを見たことがありません。もしかすると、あまり出かけていない鹿行(ろっこう)地域にはいるのかもしれません。鹿行というのは鹿島郡と行方郡の頭文字をとった呼び方で、方位で言うなら東部地域ということになります。

チュウガタシロカネグモでないことは確実です。しかし、オオシロカネグモの幼体かもしれないという疑問は残ります。さぁ、写真の蜘蛛は本当にコシロカネグモなのでしょうか?


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腹部裏側の模様です。ネットで検索したら、コシロカネグモとオオシロカネグモの判別法がありました。この写真では、腹部中央に黒っぽい筋があります。これが真っ黒ならオオシロカネグモ、この筋にチラチラと細かな点が入っているとコシロカネグモだそうです。また中央の筋をはさむように緑色の筋が二列あります。この筋が細いとオオシロカネグモ、太い(黒い筋の三分の二くらい)とコシロカネグモだそうです。

この写真で見ると、中央の黒い筋にキラキラしたものが見えます。さらに両側の緑の筋も太めです。ということは、コシロカネグモで間違いなさそうです。


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こちらは餌の捕獲作業。前の三本の脚を器用に使って、くるくると獲物を糸で包んでいます。


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第四脚も使っています。八本脚フル稼働でじつに効率がいいです。ものの十数秒でこの状態です。お見事!


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さらに糸一本で獲物をつり下げています。自分で紡いだ糸に相当の自信がなければできることではありません。というか、蜘蛛の糸はかなり強靭かつしなやかということでしょう。人間様の作ったクレーンなんて足元にも及ばないかも…


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では、いっただきま〜す。


●コシロカネグモ/Leucauge subblanda
アシナガグモ科シロカネグモ属

撮影:2009.6.20/小美玉市・旧美野里町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年6月23日 (火)

コシロとオオシロの違い

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じつは私、コシロカネグモとオオシロカネグモの見分け方で迷いがありました。オオシロカネグモの成体は一目見ればわかるのですが、この写真の蜘蛛がオオシロカネグモの幼体かもしれないと疑っていたのです。

そんな疑いを持つと…「じゃぁ、コシロカネグモの成体はどれだ?」という壁に突き当たります。どう考えても、この写真の蜘蛛がコシロカネグモということになるわけです。ということで、この蜘蛛をコシロカネグモと思うようにしました。


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数日後、オオシロカネグモの幼体らしき蜘蛛を見つけました。その幼体は、脚がもっと濃い緑でした。その色はオオシロカネグモの成体の脚の色と同じです。今後は、脚の色を目安に両者を識別しようと思います。
(この写真は上の蜘蛛・コシロカネグモの腹部裏です)

コシロカネグモ/Leucauge subblanda
アシナガグモ科シロカネグモ属

撮影:2009.6.16/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年4月25日 (土)

ウロコアシナガグモの眼

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前回のつづきっぽくなりますが、今回もウロコアシナガグモにご登場願いました。こちらで〜す。

小さな瞳がきれいに並んだかわいらしい顔。小振りのお顔がちょっと美人系でしょうか。何度も書いてしまいますが、アシナガグモ科の顔は好みです。


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スレンダーだけど、ちょっぴりグラマラス。いいですね〜、モデルっぽい感じが。グリーンのお召し物もとってもステキ! ちょっと貴婦人ぽい気がしませんか。これからは、マダム・アシナガグモとでも呼びましょうか。


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お腹の裏もキラキラしています。表面よりこちらの方が鱗っぽく見えますね。


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こちらはオスの亜成体。参りました。オスもきれいです。


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お腹の裏はメスと似たような色と模様。体はメスより一回り小さいです。蜘蛛はオスの方が小さいことがほとんどです。しかも、模様が全然違っていたりします。

「これは似ているじゃないか」ってお思いになるでしょう。それは、このオスがまだ大人になっていないからです。あと一回、最後の脱皮をすると成体になります。その時は明らかにメスとは違った姿に変わることでしょう。それがまたきれいなんですよ〜。部分的に紅をさしたように赤くなって。

●ウロコアシナガグモ/Tetragnatha squamata
アシナガグモ科アシナガグモ属

撮影:2008.5.8/小美玉市・旧美野里町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年4月23日 (木)

こりゃ、宝石だ!

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この蜘蛛を見ると、いつも宝石に思えて仕方がありません。キラキラしているし、結晶が方向性を持って並んでいるような感じがするし、なんてったって色が素晴らしい! このままの色が保てるなら、液浸標本にして机の上に置いておきたいです。

しかし、残念なことに標本にしたとたんに色は悲しくも薄くなり、生きていたときの輝きは急激に失われます。やはり、季節季節で実物を見るのが一番感動的ということでしょう。

さて、この蜘蛛ですが…たぶん、ウロコアシナガグモだと思います。エゾアシナガグモという、とてもよく似た蜘蛛がいるので断定はできませんが、茨城県南部の平地ではウロコアシナガグモの可能性が高いと思います。


●ウロコアシナガグモ/Tetragnatha squamata
アシナガグモ科アシナガグモ属

撮影:2008.5.8/小美玉市・旧美野里町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年3月 8日 (日)

メガネドヨウグモの眼

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メガネという名前は、頭胸部の模様が眼鏡に似ていることに由来するようです。メガネドヨウグモはアシナガグモ科です。

私はアシナガグモ科の眼の並び方は、かわいらしくて好きです。眼の大きさにメリハリがないと言えばそれまでですが、小粒の眼がパラパラとちりばめられているのが微笑ましいです。両端の眼がくっついているのは別にして、それぞれがつかず離れずほぼ均等に配置されているのも好感が持てますね〜。


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こちらは腹部裏側から撮ったものです。黄色いラインが特徴的なので、すぐにわかります。アシナガグモ科の蜘蛛は網にぶら下がる姿勢をとるので、見えるのはほとんど腹部です(人の身長より高い場所に網を張っている場合は背中が見えます)。

茨城県南部ではそれほど個体数が多くないようです。いる場所にはいるのかもしれませんが、自分はあまり見かけていません。


●メガネドヨウグモ/Metleucauge yunohamensis
アシナガグモ科オオドヨウグモ属

撮影:2008.5.7/小美玉市・旧小川町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2008年12月12日 (金)

コシロか、オオシロか?

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写真の幼体は、アシナガグモ科のシロカネグモ属の蜘蛛に違いありません。コシロカネグモの幼体なのか、オオシロカネグモの幼体なのか、どちらかわかりません。


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これくらいの大きさになれば、間違いなくオオシロカネグモと判断できるのですが…。前回のコガタコガネグモとコガネグモの識別と同様に、コシロとオオシロの識別もできるようになりたいものです。


●オオシロカネグモ/Leucauge magnifica
オオシロカネグモ科シロカネグモ属

撮影:2008.11.5/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2008年12月10日 (水)

どうやらアシナガグモのようだ

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たぶんアシナガグモの仲間だと思います。以前に一度この蜘蛛を見つけ、さんざん悩みました。その挙げ句、ヨツボシヒメアシナガグモという答にたどり着きました。

自信はありませんが、この写真の蜘蛛も同じだと思います。指と比較していただいてもわかるとおり、小さな蜘蛛です。体長は2〜3ミリです。

駐車中の車にくっついていました。バルーニングで飛んできたのか、どこからか落ちてきたのかはわかりません。見つけたのは県南部ではなく県西部です。


●ヨツボシヒメアシナガグモ/Dyschiriognatha quadrimaculata
アシナガグモ科ヒメアシナガグモ属

(撮影:2008.11.4/桜川市・旧大和村)
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2008年12月 6日 (土)

眼鏡かけてる?

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アシナガグモ科の一種、メガネドヨウグモです。頭胸部に丸い模様が見えますでしょうか? この模様が眼鏡のように見えることからメガネという名前がついたそうです。

茨城県南部ではときどき見る蜘蛛です。平地部だと水路近くで見ることが多いです。この個体を見つけたのは山の上でした。林道の縁にある薮みたいなところに網を張っていました。体長は5ミリ強くらいだったので、まだ幼体と思われます。


●メガネドヨウグモ/Metleucauge yunohamensis
アシナガグモ科オオドヨウグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.10.31/桜川市・旧真壁町)

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2008年11月23日 (日)

卵のう発見できず

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撮影は10月下旬です。この時季にもオオシロカネグモがいました。数匹見つけたので、まだまだ健在のようです。

そろそろ卵を産んでもおかしくない時季ですが、卵のうは見つけられませんでした。私はオオシロカネグモの卵のうは一度も見たことがありません。いったいどのような形をしているのでしょう? 


●オオシロカネグモ/Leucauge magnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属

(2008.10.28/石岡市)

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2008年8月21日 (木)

夏の昼下がりにダラ〜り

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アシナガグモ科のシロカネグモ属の蜘蛛は、夏の暑い日に網の中央にぶら下がっていることがよくあります。体温の上昇を防いでいるのか、涼んでいるのか、それとも単に疲れているのか、その理由はわかりません。

日陰でも同じような姿勢をとっているものもいるので、日光の強さではなく、気温との関係なのかもしれません。蜘蛛の種類ですが、確認するのを忘れました。たぶんコシロカネグモだと思います。


●コシロカネグモ/Leucauge subblanda
アシナガグモ科シロカネグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.8.15/小美玉市・旧小川町)

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2008年8月15日 (金)

かなり大きくなってきました

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オオシロカネグモです。だいぶ成長してきました。体長は10ミリを超える勢いです。これくらい大きくなれば、素人の私でもコシロカネグモと間違うことはまずありません。


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気になるのはオスの姿をまったく見ないこと。ほんの数週間前まではたくさんいたのに、どうしてでしょう? オオシロカネグモは、早めに交接を済ますのでしょうか。ということは、交接後にもメスは成長を続けるということ。いったいいつ頃産卵するのでしょう。そういえば、オオシロカネグモの卵のうを見たことがありません。ことしは、彼らの卵のうにも目を向けていきたいと思います。


オオシロカネグモ/Leucauge magnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.8.6/石岡市)

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2008年8月 8日 (金)

すいません、ちょっとお借りしま〜す

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前回報告したジョロウグモ。網の隅には、別の蜘蛛が網を張っていました。


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その間借り人はこの蜘蛛です。


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大型の蜘蛛が張った網の中心部は、何本もの糸が張り巡らされていますが、周辺部はそうでもありません。その幅広く空いた縦糸の隙間を利用して、種類の違う蜘蛛が網を張ることがよくあります。今回のケースはアシナガグモの幼体がジョロウグモの網を利用したようです。


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これって共存なのでしょうか? なかには、本格的に同居を決め込むイソウロウグモという蜘蛛がいますが、彼ら以外にも居候をする蜘蛛はいるんですね〜。


●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.8.6/石岡市)

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2008年7月22日 (火)

美しきアシナガグモたち

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ウロコアシナガグモのオスのようです。


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こちらはウロコアシナガグモのメスのようです。この緑色、きれいですね〜。うっとりします。こんなに美しいのに、なぜ嫌われてしまうのでしょう? それが蜘蛛という理由だけで…。私は蜘蛛を応援します! がんばれ、美しい八本脚。


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こちらはトガリアシナガグモです。ウロコアシナガグモほどではありませんが、こちらも美しいですよ〜。金色に輝く腹部などは、見れば見るほど不思議な魅力を感じます。みなさんもお一ついかがですか?


●ウロコアシナガグモ/Tetragnatha pinicola
アシナガグモ科アシナガグモ属

●トガリアシナガグモ/Tetragnatha caudicula
アシナガグモ科アシナガグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.7.7/土浦市)

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2008年7月10日 (木)

6月の花嫁

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蜘蛛たちの恋の季節です。メスの網に複数のオスが進入。交接の機会をうかがっています(写真は先月下旬に撮ったものです)。


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これはたぶん、オオシロカネグモのオスだと思います。この他にもオスを見ましたが、メスより大きいものがたくさんいました。通常、オスはメスよりも小さいのですが、現時点ではオスの方が大きいような印象。メスの方がまだ成熟していないためでしょうか? でも、オスが交接の機会をうかがっているということはメスの方も成熟しているはずです。確か、オオシロカネグモのメスはもっと大きくなるはずなのですが…。メスは交接後にも成長を続けるということなのでしょうか。


●オオシロカネグモ/Leucauge mgnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.28/かすみがうら市・旧千代田町)

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2008年6月28日 (土)

これがオオシロカネグモのオスらしい

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今日撮ってきた蜘蛛の写真です。どうやらこれがオオシロカネグモのオスのようです。前回のコシロカネグモのオスと違い、背面に縦三本の条線が出ています。これを目印にすれば、コシロカネグモのオスと見分けられそうです。

前回のブログで、オオシロカネグモのオスの出現期がコシロカネグモのオスより遅いと書きました。しかし、本日見たということを考えると、両者の出現期がそれほどずれていないように思えます。この点については考えを改める必要がありそうです。


●オオシロカネグモ/Leucauge magnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.28/かすみがうら市・旧千代田町)

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たぶんコシロカネグモ

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コシロカネグモのオスだと思うのですが…

じつは、コシロカネグモとオオシロカネグモの違いがよくわかりません。ましてやオスとなるとますますわかりません。でも、今ごろ出現するのだからコシロカネグモのような気がします。なぜなら、オオシロカネグモはもう少し出現時期が遅いからです。


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自信は持てないのですが、思い切ってコシロカネグモにしちゃいましょ。それにしても、なかなかかわいい顔をしていますよね、このオス。


●コシロカネグモ/Leucauge subblanda
アシナガグモ科シロカネグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.16/小美玉市・旧小川町)

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2008年6月27日 (金)

ミルククラウン

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牛乳の雫を落とすと、きれいな王冠の形ができます。写真は蜘蛛の網ですが、あのミルククラウンに見えませんか? 

えっ、そうは見えない…

ははぁ〜失礼しました。

でも、きれいですよね?

えっ、そうは思わない…

そうですか、このへんでやめときます。

この網はアシナガグモの仲間のものです。たぶんコシロカネグモ、あるいはオオシロカネグモの網だと思います。留守だったので、確認はしてきませんでした。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.16/小美玉市・旧小川町)

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2008年6月26日 (木)

シコクアシナガグモ

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名前がわからなかったので、画像掲示板で尋ねてみました。その結果、シコクアシナガグモであろうという結論に達しました。


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シコクという名前がついていますが、本州にも広く生息する蜘蛛のようです。よく見かける蜘蛛なので、名前がわかって安心しました。

掲示板の管理人である“きどばん”さんをはじめ、アドバイスをいただいた“gori”さん、“くにたちクモ”さん、ありがとうございました。この場を借りてお礼を申し上げます。


●シコクアシナガグモ/Tetragnatha vermiformis
アシナガグモ科アシナガグモ属

参考サイト:クモ蟲画像掲示板
http://xbbs.knacks.biz/kjrshoji
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.7/行方市・旧玉造町)

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2008年6月19日 (木)

図鑑と違うヤサガタアシナガグモ

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腹部裏のようすが明らかにアシナガグモとは違います。


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気になって撮ってみました。体長は13ミリ、いったい何グモでしょう? 図鑑で見てもこのような模様の蜘蛛は見つけられませんでした。


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いつもお世話になっている画像掲示板でお尋ねしました。すると、ヤサガタアシナガグモであることがわかりました。蜘蛛の模様には変異や個体差があるのはわかっていましたが、図鑑の写真とこんなに違うとは…。つくづく先入観を捨てることの大切さを感じました。


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外雌器が少し後ろ寄りについていることも特徴のようです。このことも教えていただきました。

掲示板の管理人である“きどばんさん”には、いつもお世話になりっぱなしです。この場を借りてお礼を申し上げます。

●ヤサガタアシナガグモ/Tetragnatha maxillosa
アシナガグモ科アシナガグモ属

参考サイト:クモ蟲画像掲示板
http://xbbs.knacks.biz/kjrshoji
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.6.7/行方市・旧玉造町)

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2008年6月 6日 (金)

大きな勘違い

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ず〜っとオオシロカネグモの幼体と思っていた蜘蛛が、じつは違う蜘蛛でした。勘違いしていた蜘蛛が、どうやらコシロカネグモらしいことがわかりました。


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幼体なのにオスがやたらと近くにいたので、この間違いに気付きました。気付かせてくれたのは上の写真の彼です。

わかったことはうれしいのですが、今回の件でまた新たな謎が生まれてしまいました。コシロカネグモとオオシロカネグモをどのように識別したらいいのかということです。何かいい方法はないものでしょうか?


なんと16回にもなってしまった石岡市の公園からの報告は、今回で最終回となります。これでやっと6月に撮影した蜘蛛を報告できます。


●コシロカネグモ/Leucauge subblanda
アシナガグモ科シロカネグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.28/石岡市)

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2008年5月31日 (土)

夕暮れ時の蜘蛛たち

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最近は6時近くでも明るいので、かなり遅い時間まで蜘蛛観察ができます。そんな夕暮れ時に撮ったのがアシナガグモのオスです。メスの網の近くで恋の成就を前に身繕いでもしていたのでしょうか? この時間だと“夜這い”に近いものがあります。あぁ青春、青春! でも、蜘蛛の命は短いんですよね〜、特にオスは…


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こちらはトガリアシナガグモのメスです。彼女は恋人を待ち焦がれているのでしょうか?


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ドヨウオニグモの幼体です。かわいいですね〜


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金色の網を張る蜘蛛、アオオニグモです。ビジョオニグモも金色の網を張りますが、春に出現するのはアオオニグモだそうです。一方のビジョオニグモは秋に多いと図鑑に書いてありました。昨年を振り返るとまさにその通り、ビジョオニグモを見かけたのは晩夏から秋でした。


●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

●トガリアシナガグモ/Tertagnatha caudicula
アシナガグモ科アシナガグモ属

●ドヨウオニグモ/Neoscona adianta
コガネグモ科ヒメオニグモ属

●アオオニグモ/Araneus pentagrammicus
コガネグモ科オニグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.23/かすみがうら市・旧千代田町)

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2008年5月30日 (金)

恋の季節なの〜

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ヤミイロカニグモのオスです。とにかくたくさん草の上にいました。雑木林全体で見たら、何匹いるのか数えられないくらいいるのでは? ヤミイロカニグモだけでなく、いろいろな蜘蛛にとっても恋の季節のようです。


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こちらはアシナガグモ科の蜘蛛です。図鑑と照らし合わせたところ、コシロカネグモのオスのようでした。


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カラコモリグモのオスです。茨城県南部の各地に生息しています。こうして徘徊しているところを見ると、こちらも繁殖期のようです。体長は3〜4ミリで、よく目にするウヅキコモリグモよりはずっと小さい印象。イナダハリゲコモリグモと同じくらいでしょうか。ほかのコモリグモたちとは色・模様とも違っているので、見ればすぐに分かると思います。


●ヤミイロカニグモ/Xysticus croceus
カニグモ科カニグモ属

●コシロカネグモ/Leucauge subblanda
アシナガグモ科シロカネグモ属

●カラコモリグモ/Pardosa hedini
コモリグモ科オオアシコモリグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.23/阿見町)

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2008年5月28日 (水)

5月9日のアシナガグモ科の蜘蛛

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探検隊らしく水路の中に入ってみました。蜘蛛の巣シャワーもなんのそのズンズン前に進みます。こんなところにいる蜘蛛と言えば…


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アシナガグモで〜す。います、います。あっちにも、こっちにも。


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ありふれた存在ですが意外と絵になる蜘蛛だと私は思います。この蜘蛛、ちょっと好きです。


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こちらもアシナガグモと言いたいところですが、な〜んだかようすが違います。どこがどう違うのか説明しにくいですが、何となく違和感を覚えます。ヤサガタアシナガグモではないし、かといってヒカリアシナガグモでもなさそう…だとすると、ハラビロアシナガグモでしょうか? 意外にもアシナガグモのオスだったりして。いや、やっぱりアシナガグモではなさそうです。

●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.9/小美玉市・旧美野里町)

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2008年5月26日 (月)

美しい緑のモザイク

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いつ見てもきれいな蜘蛛です。ウロコアシナガグモかエゾアシナガグモだと思います。両者は似ているので、いつも悩まされます。

脇には糸で作られた袋状のものが写っています。見つけたときに卵のうかと思いましたが、違っていました。だとすると、脱皮用の仮住居でしょうか。自分はアシナガグモの仲間が仮住居内で脱皮するのを見たことがないので、今ひとつ確信が持てません。

この袋状のものは別の種類の蜘蛛、あるいは蛾の幼虫などが作ったもので、写真の蜘蛛はたまたまこの場所にいただけなのかもしれません。なんとなく葉が丸まっていたので、きっと居心地がよかったのでしょう。よく見れば、すぐ近くに蛾の幼虫が葉を食べたような跡が見受けられます。

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.8/小美玉市・旧美野里町)

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2008年5月25日 (日)

トリック?

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この写真は逆さにしたものではありません。唐突になぜこんなことを言うのか…

本来、この蜘蛛は地面の方に頭を向けて網の中央で静止します。ところが、このときはなぜか上を向いていました。たまたまだと思いますが、おもしろいので撮ってみました。

お尻から糸を吹き出して巨大な風船をふくらませているようにも見えます。


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アシナガグモ科の蜘蛛は、中央にぽっかりと穴が空いている網を作るものが多いです。こちらはオオシロカネグモの幼体ですが、腹部裏にある緑色の二本線が目立ちます。これがじつにきれいな色をしています。近くで見ると宝石の輝きのようで、うっとりするほど。もし見つけたら、ぜひ自分の目でお確かめください。


●オオシロカネグモ/Leucauge magnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.7/小美玉市・旧小川町)

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2008年5月18日 (日)

アシナガグモだけどちょっと違う

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アシナガグモの仲間ですが、オオドヨウグモ属のメガネドヨウグモです。茨城県南部の平地ではあまり目にしませんが、たまたま水路の上に網を張っていました。


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ほかにもいないかと探してみましたが、いたのはこの一匹だけでした。頭胸部を見ると独特の斑紋があり、黒ブチ眼鏡を連想させるような形をしています。名前の“メガネ”はそのことに由来するそうです。

●メガネドヨウグモ/Metleucauge yunohamensis
アシナガグモ科メガネドヨウグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.7/小美玉市・旧小川町)

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2008年5月15日 (木)

鉛色のアシナガグモ

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脱皮直後のアシナガグモです。透明感のあるグレーがとても印象的。触肢が出来上っているようなので、オスの成体でしょう。


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アサヒエビグモの幼体です。バルーニングして着地したのがここだったようです。


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ナカムラオニグモです。茨城県南部にはたくさんいる蜘蛛です。それに比べると、ズグロオニグモなどはほとんど見かけません。

●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

●アサヒエビグモ/Philodromus subaureolus
エビグモ科エビグモ属

●ナカムラオニグモ/Larinioides cornutus
コガネグモ科ナカムラオニグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.3/小美玉市・旧小川町)

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2008年5月 2日 (金)

アシナガグモとトガリアシナガグモ

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いつも無理をして正面から撮ろうとしていますが、今回は撮りやすい腹部面と側面からです。まずはアシナガグモの腹部です。


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撮りやすいところに止まってくれたので、普通の角度からも。


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こちらはトガリアシナガグモです。お尻の先が尖っています。


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トガリアシナガグモの側面です。アシナガグモ科の蜘蛛は上品な静止姿勢をとります。不安定な糸の上でバランスを保つ“機能美”みたいなものを感じさせますね〜。


●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

●トガリアシナガグモ/Tetragnatha caudicula
アシナガグモ科アシナガグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.4.29/行方市・旧玉造町)

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2008年5月 1日 (木)

古墳の周りの蜘蛛たち

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前回からのつづきです。一気に紹介したいと思います。

まずはコケヒメグモです。茨城南部には多い蜘蛛ですが、県北部ともいえるひたちなか市にもいました。だいたいコナラやクヌギ、シラカシの樹皮上で見つけることが多いのですが、この木はカエデでした。


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こちらはオオハエトリです。スギやヒノキなどの針葉樹の樹皮上で見つけることがほとんどですが、この木はカエデです。この写真の木には計4種類の蜘蛛がいました。


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キハダカニグモです。こちらはマツの樹皮上にいました。


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キハダエビグモです。コナラの樹皮上にいました。


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コシロカネグモかオオシロカネグモの幼体です。新緑が芽吹き始めたツツジの枝先にたくさんいました。後ろ脚をこんなにねじって大丈夫なのでしょうか? 蜘蛛の脚って意外に柔軟性があるようです。

以上で、ひたちなか市からの報告を終わりにしたいと思います。


●コケヒメグモ/Takayus subadultus
ヒメグモ科タカユヒメグモ属

●オオハエトリ/Marpissa milleri
ハエトリグモ科オオハエトリグモ属

●キハダカニグモ/Bassaniana decorata
カニグモ科キハダカニグモ属

●キハダエビグモ/Philodromus spinitarsis
エビグモ科エビグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.4.25/ひたちなか市・旧勝田市)

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2008年4月 4日 (金)

いっぱいいます。アシナガグモ

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昨日、一昨日と県外に出かけていたので、蜘蛛の写真は撮っていません。先月撮ったアシナガグモの写真でお茶を濁します。

アシナガグモの幼体ですが、ここのところよく見かけます。どうやら、いろいろな蜘蛛が本格的に動き出したようです。


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こちらは蜘蛛の卵のうと思われます。たぶんジョロウグモの卵のうではないでしょうか。大きなコナラの木の数か所に産みつけられていました。


●アシナガグモ/ Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

(2008.3.27/かすみがうら市・旧千代田町)

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2008年3月27日 (木)

ヨツボシヒメアシナガグモ?

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やけに脚の長い蜘蛛です。かなり小さく、体長は3ミリ弱。きっと、ヒメグモかサラグモの小さい種類だろう…と素人の思い込みで決めつけてしまいました。

じつはこの蜘蛛を見るのは初めてです。そこで、家に帰って図鑑をめくりながら探すことに…。しかし、ヒメグモ、サラグモのページに写真の蜘蛛の姿が見当たりません。もしかして…と思い、アシナガグモのページを探してみました。一番似ていたのがヨツボシヒメアシナガグモです。ちょっと自信がないので、近々蜘蛛の掲示板でお尋ねしてみます。それにしても長い学名。


さて、3月23日の報告もこれでおしまいです。最後に何となく撮ったウヅキコモリグモの写真でお別れしたいと思います。片方はお尻に卵のうをつけています。そんな自由のきかない体にも関わらず、目の前を横切ったヤマジハエトリを素早くキャッチしました。共食いです。コモリグモ科の蜘蛛は、体格の大きな種が、小型種をよく餌食にします。たびたび目にするのですが、その俊敏さにはいつも驚きを覚えます。
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●ヨツボシヒメアシナガグモ/Dyschiriognatha quadrimaculata
アシナガグモ科ヒメアシナガグモ属

●ウヅキコモリグモ/Pardosa astrigera
コモリグモ科オオアシコモリグモ属

(2008.3.23/石岡市)

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2008年3月 8日 (土)

トガリアシナガグモの季節

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知りませんでした。トガリアシナガグモがこの時期にいっぱい出てくることを…。


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今日、水田近くの水路脇を歩いていたら蜘蛛の網がやたらとキラキラしていました。遠目にはアシナガグモに見えましたが、近づくとお尻がピンッと尖っています。明らかに幼体ですが、水路にいるのは一匹や二匹ではありません。ざっと数えて10匹以上はいました。


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それならアシナガグモはどうなのか…と探してみましたが見つかりません。どうやらトガリアシナガグモの方が早く出現するようです。この件は今日歩いた場所だけかもしれないので、今後も気をつけて見ていきたいと思います。


●トガリアシナガグモ/Tetragnatha caudicula
アシアガグモ科アシナガグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.3.8/石岡市)

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2008年2月19日 (火)

去年の蜘蛛…トガリアシナガグモ

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数多くいるアシナガグモに混じって、ときどき見かけるのがトガリアシナガグモです。この蜘蛛はアシナガグモとは色が違うのですぐに分かります。何となく黄色っぽいと言うか、明るい色をしています。さらに、名前の通りお尻の末端が尖っているので間違えることはありません。


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このダックテイルっぽいお尻がなんとも魅力的です。クルッと先を丸めたところなんて、とってもキュート。個体数もそれほど多くないので、見つけると「ラッキー!」と思ってしまいます。それにしても、アシナガグモは水路などにすごく密集して生息密度が高いのに、同じような場所にいながらもヒカリアシナガグモはまばらです。なぜなんでしょう?


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上の写真は普通のアシナガグモです。比較のために載せてみました。小さかったのできっと幼体です。去年の2月に撮ったものですが、寒くてもアシナガグモはいるものなんですね〜。

●トガリアシナガグモ/Tetragnatha caudicula
アシナガグモ科アシナガグモ属

●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

(2007.2.26/小美玉市・旧美野里町)

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2007年11月24日 (土)

今日こそキクメハシリグモに!

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いつも行こうと思っていながら、なかなか行けなかった場所に向かいました。ここはキクメハシリグモがたくさんいる水路があるところです。その水路は手前の水田と奥の雑木林の境にあります。到着するなり早足でその場所へ向かいます。しかし、キクメハシリグモの姿はありませんでした。かなり寒くなったからでしょうか、蜘蛛たちはどこかに隠れているようです。


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仕方ないので、ほかの蜘蛛を探すことにしました。まず見つけたのは葉陰に隠れているオオシロカネグモです。


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まだナガコガネグモがいました。水田の周辺や雑草が伸び放題の休耕田を見て回りましたが、ナガコガネグモはこの一匹だけでした。

あまりにも蜘蛛が少ないので、視点を変えて雑草間に網を張っているサラグモを撮ることに…。このつづきは次回へ。


●オオシロカネグモ/Leucauge magnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属

●ナガコガネグモ/Argiope bruennichii
コガネグモ科コガネグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.16/小美玉市・旧美野里町)

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2007年11月21日 (水)

こんなところにもメガネドヨウグモがいました

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石岡市にある「龍神の森」の一角に、伐採された木が積まれたところがあります。ここは蜘蛛天国で、たくさんの種類の蜘蛛が網を張っています。この季節だと、ゴミグモやオオシロカネグモ(幼体)、サラグモ(種は不明)、ヤミイロオニグモなどが多いです。そのなかに混じって、ちょっと変わった蜘蛛を見かけました。


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よく見るとメガネドヨウグモのようです。図鑑には「平地から山地にまで生息する蜘蛛で、ドヨウグモ類のなかでは最も一般的な種類」と書いてあります。じつは、この森で見たのは初めてなので、ちょっとした発見でした。


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ピントが合っていませんが、メガネドヨウグモの網です。


●メガネドヨウグモ/Metleucauge yunohamensis
アシナガグモ科オオドヨウグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.14/石岡市)

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2007年11月18日 (日)

虹色の美しい糸

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蜘蛛は天才だと思います。定規もコンパスも分度器も使わずに、こんなに正確に網を張れるのですから…。それに、陽の光に照らされてキラキラと輝く網は、何と美しいことでしょう。

写真の網は1〜2ミリほどの子蜘蛛が作ったものです。気になる蜘蛛の正体ですが、小さくてわかりません。たぶんオオシロカネグモの幼体だと思います。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.14/石岡市)

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2007年11月 8日 (木)

蜘蛛に会いたくなって…

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「ガソリンを入れに行かなければ…」と、無理矢理に理由と時間をつくって行ってきました。給油のついでに向かったのは隣町の小美玉市(旧美野里町)です。前から気になっている場所があったので、今日こそは! と思い現地に向かいました。

なぜ気になっていたかというと…、ここには水路があって、キクメハシリグモがいるのではないかと予想したからです。旧美野里町にはキクメハシリグモがたくさんいる場所があります。その場所となんとなく環境が似ていると感じたのです。


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まずは水田の縁から見て回りました。さっそく見つけたのはアシナガグモです。水路に網を張っていました。どこにでもいる蜘蛛なので珍しくはありませんが、とりあえず撮ってみました。しかも腹部です(右側はオス)。

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この蜘蛛は網にいるときはもちろん、棒などにつかまらせても背中を上にすることがありません。まったく撮影者泣かせの蜘蛛です。仕方ないので、地面に下りてもらいました。


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水路にはナカムラオニグモの網と住居がたくさんありました。メヒシバらしき草の先端を丸めて綿棒の先のようにしています。穂先の白い糸布団のなかにいるのがナカムラオニグモです。


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ここでちょっと不思議に思うことがあります。先日、行方市(なめがたし)に行ったときにも、このような住居をたくさん見ました。行方市では、ナカムラオニグモだけでなく、ズグロオニグモもかなりの数を見ています。しかし、この県南地域から県央地域にかけての水田ではズグロオニグモをまったく見ません。なぜでしょう?


●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属

●ナカムラオニグモ/Larinioides cornutus
コガネグモ科ナカムラオニグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.8/小美玉市・旧美野里町)

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2007年11月 4日 (日)

アシナガグモって色が変わるんですね〜

前回のつづき、霞ヶ浦湖岸の松林からの報告です。

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ほかに見つけた蜘蛛は、ヤチグモ科の蜘蛛です。コンクリートの壁面の窪みに住居を作って隠れていました。メガネヤチグモのような感じがしますが、ちょっと自信がありません。


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アシナガグモ科の蜘蛛です。かなりの数がいたので、普通のアシナガグモの幼体のような気がします。この幼体を触って気がついたのですが、この蜘蛛たちはかなり激しい体色変化を起こします。写真は変化後の姿です。触る前はもっと明るい色だったのですが、黒くなってしまいました。今までアシナガグモの成体は何度も見ていますが、これほどの体色変化を起こすとは気づきませんでした。アシナガグモ科の蜘蛛は体色の変化を起こすことで知られています。特にキララシロカネグモが有名です。


●メガネヤチグモ/Paracoelotes luctuosus
ヤチグモ科メガネヤチグモ属

●アシナガグモ/Tetragnatha praedonia
アシナガグモ科アシナガグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.10.30/行方市・旧麻生町)

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2007年11月 1日 (木)

番外編   那須の蜘蛛

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先月末、那須に行ってきました。そのときに見つけた蜘蛛たちです。まずは、ウロコアシナガグモ。とてもきれいな緑の蜘蛛です。那須動物王国で見つけたのですが、牧場のような広い場所を仕切っている柵にたくさんいました。


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これはエビグモの仲間です。図鑑で見るとコガネエビグもが一番近いような感じです。この蜘蛛、お尻から糸を出してそれを風にフワフワとそよがせていました。しばらく見ていると、ぱっと体を浮き上がらせてどこかに飛んでいってしまいました。山形県の置賜地方には、以前「雪迎え」という現象があったと聞きます。秋に蜘蛛たちが一斉にお尻から糸を出して飛んでいくのをそう呼んだそうです。冬の訪れが早い東北ならではの郷愁あふれる命名だと思います。

きっと、那須のこの蜘蛛たちも雪迎えに似た現象を起こしているのかもしれません。写真はありませんが、コモリグモの一種がさかんに飛び立とうとしているところをたくさん見かけました。確か、山形の雪迎えはコモリグモ科の蜘蛛が起こす現象だったのではと記憶しています。


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なかには、腹部に模様がないものもいました。別種のようにも見えますが、きっと同じコガネエビグモでしょう。


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こちらはアマギエビスグモ。体長3〜4ミリの小さな蜘蛛です。茨城県南部でも見つけたことがあります。笠間市(旧岩間町)にある難台山にはたくさんいました。ヤマザクラの樹皮に隠れているのを何度か目にした記憶があります。


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サガオニグモです。茨城の県南部でもよく見かける蜘蛛ですが、那須にもいました。手前の蜘蛛は模様がだいぶ違います。腹部は同じなので、両方ともサガオニグモだと思います。多少の模様の違いは今までも何度か目にしましたが、上の写真のようにかなり違う模様を見たのは初めてかもしれません。


*本来は茨城県の蜘蛛の発見報告ですが、今回は特別に県外からとなりました。次回からはまた茨城にもどります。


●ウロコアシナガグモ/Tetragnatha squamata
アシナガグモ科アシナガグモ属


●コガネエビグモ/Philodromus aureolus
エビグモ科エビグモ属


●アマギエビスグモ/Lysiteles coronatus
カニグモ科エビスグモ属


●サガオニグモ/Eriophora sagana
コガネグモ科カタハリオニグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.10.27/栃木県・那須郡那須町)

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2007年10月30日 (火)

メガネをかけた蜘蛛、謎の蜘蛛

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変わった蜘蛛がいるなぁと覗き込んだら、メガネドヨウグモでした。初夏に筑波山の麓を流れる沢の近くで見て以来です。水辺の近くが好きな蜘蛛だと思っていたのですが、山の上にもいるようです。でも、見つけたのは岩場から水がしみ出している場所。なんとなく湿ったところが好きなのかもしれません。


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よく見ると頭胸部に丸い模様があります。これをメガネに見立てて名前を付けたようです。上の写真はメスで、下はオスのようです。


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カニグモ科の蜘蛛です。たぶん、よく見かけるヤミイロカニグモだと思うのですが、もしかしたら違う蜘蛛かもしれません。カニグモ科の蜘蛛は似た蜘蛛が多いので、知れば知るほど見分けるのに迷います。以前ならヤミイロカニグモと即答しましたが、今はかなり慎重になります。


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これはひょっとするとヤチグモ科の蜘蛛かもしれません。クサグモのような棚網を作っていたので、タナグモ科の蜘蛛かと思いましたがようすが違います。見つけた場所には小さな棚網がたくさんあり、この蜘蛛と同じ蜘蛛がいっぱいいました。数日前のブログに北茨城で見つけた蜘蛛のことを書きましたが、この蜘蛛ととても良く似ています。もしかしたら同じ種類かもしれません。ヤマヤチグモでしょうか?


*以上、3回にわたって茨城県南部の山で見た蜘蛛たちのことを書きました。見つけたのは石岡市(旧八郷町)と桜川市(旧真壁町)にまたがっている「きのこ山」です。

●メガネドヨウグモ/Metleucauge yunohamensis
アシナガグモ科オオドヨウグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.10.25/桜川市・旧真壁町)

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2007年8月25日 (土)

暑さのせいで蜘蛛も“だら〜り”?

こう暑いと、蜘蛛を探しにいっても見つからないことが多いです。苦労のわりに実りが少ないので、ついつい出不精になってしまいます。しかし、「それではいかん!」と車を走らせて出かけることに。ところが、数分もたたないうちに滝のような汗が…。

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汗でびっしょりになったシャツ。その不快感に耐えて蜘蛛を探しました。見つけたのはオオシロカネグモの幼体です。網の中央で、だら〜んとぶら下がっています。どうやらこの姿勢が暑さをしのぐ方法のようです。一匹だけでは確信が持てなかったので、ほかの蜘蛛も見てみました。すると、回りにいる蜘蛛たちもみんな同じ姿勢です。後の4本の脚を網に掛け、残りの4本を宙に投げ出していました。まるで空中ブランコで、もう一人の相手と手を組むのを待つような姿勢でした。

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汗ふき用のタオルを忘れたせいで、写真を撮っているとメガネにも汗が垂れてくる状態。どうしようもなくなって、数枚の写真を撮っただけで撤収することにしました。

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写真は帰り際に撮った蜘蛛。やたら動き回る蜘蛛だったのでピントが合っていません。アシナガグモ科の蜘蛛のように感じましたが、よく見るとヒメグモ科のチリイソウロウグモのようです。触肢が膨らんでいるのでオスでしょう。

オオシロカネグモ/Leucauge magnifica
アシナガグモ科シロカネグモ属


チリイソウロウグモ/Argyrodes kumadai
ヒメグモ科イソウロウグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.8.20/かすみがうら市・旧千代田町)

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