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2013年1月 1日 (火)

真冬の蜘蛛探し

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真冬に蜘蛛を見つけるなら、公園の樹木に掛けられている名前プレートが一番手っ取り早いです。


ただし、配慮しなければならないのが越冬中の蜘蛛たちのこと。まずは、プレートは静かにめくること。プレートの裏には、蜘蛛の越冬用の住居といえる寝袋状の袋があります。この糸で編まれた袋のなかで、蜘蛛たちは寒い冬を耐えているわけです。


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なかには驚いて袋を飛び出し、地面に落ちてしまうものがいます。寒さで体力も消耗しているでしょうし、運動能力も下がっていることでしょう。しおり糸をたぐって家に帰ることはできるでしょうが、プレートめくりのときに剥がれてしまった糸を修復し、元の暖かい住居に戻すには相当なエネルギーを使わなければならないかもしれません。


上記のようなことを考えると、極力蜘蛛たちに迷惑をかけないように静かにプレートをめくり、元通りに戻さなければならないと思います。


元旦に蜘蛛探しをするとは思ってもみませんでしたが、あまりにも暇だったのでかつて足を運んだ公園に出かけてみました。以前、この公園でイヅツグモをみつけたので、今日は冬眠中の彼らに出会えればと期待していました。


結果から言うと、イヅツグモにはまったく出会えませんでした。その代わり数種の蜘蛛を見かけたので報告したいと思います。


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今回の蜘蛛探しで特に印象に残ったのがマダラスジハエトリ(メス)です。茨城県南部で蜘蛛観察をしている自分が、この蜘蛛を見たのは数回です。それほど珍しい蜘蛛とは思えないのですが、目撃回数は非常に少ないです。もしかすると樹上生活の比率が多い蜘蛛なのかもしれません。人の身長よりも高い位置を移動しながら獲物を探しているのでは…と勝手に想像してしまいます。


じつは、マダラスジハエトリのオスをまだ見たことがありません。今年はぜひお会いしたいものです。


●マダラスジハエトリ/Plexippoides annulipedis
ハエトリグモ科マダラハエトリグモ属

体長は約10ミリ。なんとなく毛深い印象の蜘蛛です。メスの腹部末端近くにある白い「ハ」の字が特徴です

(撮影:2013.01.01/阿見町)

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