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2011年8月

2011年8月 9日 (火)

尾瀬の赤鬼

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尾瀬ケ原にはアカオニグモがいっぱいいることを知りました。


いつも群馬県側の鳩待峠から山の鼻、牛首分岐、竜宮まで行って戻って来ますが、今回はその先の沼尻川を越えて福島県に入り、見晴分岐から三条の滝方面を歩いてみました。

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ちょうど見晴十字路を越えたあたりから、怪しげな蜘蛛の網を多数見かけました。その網の主は、なんと憧れのアカオニグモだったのであります。

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こんな風にアブラガヤの穂の先に、住居を構えているわけです。たぶん、日中はここに潜んでいて夕方から活動を開始するのだろうと思います。


こんな住居を作って潜んでいるところなど、まるでナカムラオニグモそっくりです。じつは、この見晴十字路付近に到達するまでにも同じような蜘蛛の住居がありました。もちろん家主をチェック。その住人はナカムラオニグモでした。

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ところが見晴十字路を過ぎてからというと、すべてアカオニグモ。まるでアカオニグモの縄張りという感じでした。無数のアカオニグモが網を張っているのですから、それなりの獲物がこのあたりを飛行しているのでしょう。


多数のアカオニグモがいた場所は背後にちょっとした林があるほか、葦のような植物やアブラガヤ、背の低い樹木が湿原内に生えているという特徴があります。ちょうど地表から70〜150センチくらいの場所に網を張るには最適な環境と言えそうです。きっと彼らの獲物はこの高度を飛行する昆虫たちなのかもしれません。

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翌朝も探しに出かけてみると、露に濡れた網が各所にあるだけで主は宿に引っ込んでいました。きっと昨晩の雨で獲物が移動しなかったのでしょう。また、朝露に濡れた網には獲物がくっつきにくいのかも…

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撮影対象不在の絵にならない網では寂しいので、住居から無理やり主を引っぱってきました。朝露に濡れた網の中央に占座するアカオニグモ。まるでやらせ写真ですね。


まだしっかりと色がついていないので赤鬼蜘蛛という風貌ではありませんが、十分見応えがありました。今回はアカオニグモが見られただけで満足です。


●アカオニグモ/Araneus pinguis
コガネグモ科オニグモ属


(撮影:2010.8.7〜8/福島県檜枝岐村)

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