« 2010年7月 | トップページ | 2011年5月 »

2010年8月

2010年8月15日 (日)

作者不明の卵のう

1008151
だいぶ前のことになりますが、茨城県北部の常陸太田市で見つけた蜘蛛の卵のうです。常陸太田市と言っても旧里美村です。国道349号と461号が交差する折橋の交差点を高萩市方面に進むと横川温泉(鉱泉)があります。その手前にある沢沿いの道を山の方に向かって行きました。かなり沢を上っていったところで撮影したものです。


1008152
さて、何グモの卵のうでしょう。アップにするとこんな感じ。ちょっとお菓子の“ゆべし”に似ているような気がします。卵のうの直径は3ミリありません。小さな小さな卵のうです。中には卵が7〜8個入っていたように記憶しています。沢のすぐ近くの葉っぱにぶら下がっていました。


1008153
こちらはさらに小さい卵のう。直径は1.5ミリくらいです。たぶんイソウロウグモの仲間の卵のうではないかと推測します。こちらは林道斜面に転がっていた木の枝に張り巡らされたサラグモの網にちゃっかり付いていました。


撮影:2010.6.25/常陸太田市・旧里美村

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年8月14日 (土)

ここは樺太か?

1008141
円形の網を地面と垂直に張った蜘蛛がいます。このような網の形を正常円網というらしいです。この網の主はコガネグモ科の蜘蛛のようです。体長は7〜8ミリで、見た目には小さい蜘蛛です。

見つけた場所は長野県の八千穂高原自然園です。茨城県南部だと、この蜘蛛によく似た印象のサガオニグモという蜘蛛が山の方にたくさんいます。でも、この蜘蛛はサガオニグモではありませんね〜

では何グモなのか? たぶんカラフトオニグモではないかと思います。茨城県南部にもいないことはないのですが、圧倒的にサガオニグモの方が数は多いと感じます。


1008142
写真のカラフトオニグモは「樺太」と名前がついていますがなぜなんでしょう。昔から不思議に思っていました。北方性の蜘蛛なのでしょうか。図鑑の生息分布図を見てみると、山地平地を問わず本州全域に生息する蜘蛛であることがわかります。とくに寒い場所を好むわけではないようです。

蜘蛛に限らず植物や昆虫でも、最初の発見地が和名の一部につくことがあるようです。なので、この蜘蛛もきっと最初の発見地が樺太だったのではないかと勝手に想像している自分です。

蜘蛛を観察し始めた頃、図鑑の写真と絵合わせしながら蜘蛛の名前を判断していました。そのとき、この蜘蛛にはカラフトの名がついていたので、茨城にいるはずがないと先入観を持ってしまいました。私にとって初心者の頃を思い出させる蜘蛛の一種です。

後々、生息分布図を確認して茨城にもいることを知り、ちょっとビックリした記憶があります。

●カラフトオニグモ/Eriophora sachalinensis
コガネグモ科カタハリオニグモ属


撮影:2010.7.20/長野県佐久穂町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月13日 (金)

脚の色が違う黄色い蜘蛛

1008131
コガネグモ科の蜘蛛(オス)ですが種名がわかりません。図鑑に載っているもののなかではムツボシオニグモが一番近いような気がします。

頭胸部の両端にある黒い条線はムツボシオニグモにそっくりですけど、腹部の模様が違うのが気になるところです。ムツボシオニグモはオスもメスも腹部の末端に黒い点が六つ並んでいます。

蜘蛛の模様には個体差や地域ごとの変異が認められることがあるので、この点をどうとらえるかということでしょうか。(ふ〜む、やっぱり種名は特定できないですね)

この個体は脚の色がへんです。左側の第一脚と右の第二脚の腿節が黒いです。なぜでしょう? 一度取れてしまって再生した脚は黒くなるなんてこともあるのかしら? ちなみにこの蜘蛛は脚が六本しかありません。右の第四節、左の第三節は取れてしまったようです。

見つけたのは長野県の八千穂高原自然園のなかです。撮影は7月下旬になります。体長は5ミリ前後でした。


撮影:2010.7.20/長野県佐久穂町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年8月 8日 (日)

赤鬼はまだ赤くならない? 

1008081
以前報告した尾瀬ケ原のアカオニグモらしき蜘蛛を再び確認してきました。


1008082
前回見たのが7月25日。今回確認したのが8月4日。ちょうど10日経過しています。少し太ったような気がしますが、色はほとんど変わっていません。まだ亜成体のままなのでしょうか?


1008083
そう言えば、前回はオスがすぐ近くにいたのですが今回は見当たりませんでした。すでに交接を済ませたということかもしれません。しかし、色の変化から推測するとメスは亜成体の状態です。亜成体でも交接は可能なのでしょうか? 疑問が残るところです。


●アカオニグモ/Araneus pinguis
コガネグモ科オニグモ属

撮影:2010.8.4/群馬県片品村
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年8月 7日 (土)

尾瀬のアシナガグモ

1008071
先日、尾瀬に行って蜘蛛を撮ってきました。


1008072
見つけたのはアシナガグモらしい蜘蛛。


1008073
私の手持ちの図鑑には載っていない種かもしれません。アシナガグモ科アシナガグモ属の一種だと思います。


1008074
腹部の模様です。茨城県南部ではこのような模様のアシナガグモは見た記憶がありません。


撮影:2010.8.4/群馬県片品村
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年7月 | トップページ | 2011年5月 »