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2010年7月27日 (火)

尾瀬の中村君

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尾瀬ケ原でこんな蜘蛛に出会いました。これは中村君ことナカムラオニグモでしょう。

ナカムラオニグモと言えば、茨城県南部の田んぼやその周辺の草原にわんさかいる蜘蛛です。その蜘蛛が尾瀬ケ原にいるとは思ってもみませんでした。尾瀬ケ原と言えば標高1,400メートルくらいのところにある湿原です。どう考えても茨城県南部とは環境が違うはず。それでも生息しているのですから、ナカムラオニグモは想像以上に適応力のある蜘蛛のようです。


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さらに別の場所でも見つけました。気にしながら歩いていると、ナカムラオニグモの特徴的な住居があちこちにあります。特徴的な住居とは、草の葉先をくるりと丸めて糸でくくった袋状の住まいのことです。


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いったい何を食べているのでしょうか? 田んぼと尾瀬の共通点と言えば湿った環境ということ。きっとそういう場所に生息する昆虫たちを獲物にしているのだと思います。今後は蜘蛛だけでなく、網にかかった虫たちも注意して観察する必要がありそうです。


●ナカムラオニグモ/Larinioides cornutus
コガネグモ科ナカムラオニグモ属

撮影:2010.7.25/群馬県片品村
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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