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2010年4月27日 (火)

褐色のハンター

1004271
フジイコモリグモは茨城県南の雑木林では頻繁に見かける蜘蛛です。多数の種がいるコモリグモ科のなかでは、暗い色調の蜘蛛だと思います。とくにオスは第一・二脚の付け根部分が黒くなり、より暗い印象を与えます(写真はオスです)。

地面に広がった落葉の隙間を歩いていると保護色になっていて見つけにくいですが、注意深く探すと個体数が多いことに気づきます。

ハリゲコモリグモの仲間とは明らかに模様が違うので、比較的識別しやすい蜘蛛だと思います。頭胸部にある明るい茶色の部分に黒い点が対になっているのが目印です。個人的には、ダークカラーを身にまとったかっこいい蜘蛛だと思います。徘徊性の蜘蛛だけあって歩き回るのは得意。撮影するにはちょっと根気がいります。

厄介なのは、雑木林で腹這いになっているところを散歩中の人に見つかること。怪しさ大爆発で、どんな言い訳をしても通用しない気がします(なので、通行人は黙殺!)。撮影時は蜘蛛に注意を払うのはもちろんですが、周囲の人影も警戒しましょう。


●フジイコモリグモ/Arctosa fujiii
コモリグモ科ミズコモリグモ属

撮影:2010.4.19/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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