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2009年8月28日 (金)

ジョロウグモの時間差戦略

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各地でジョロウグモを見かける季節になりました。気の早いオスたちは、メスのいる網に進入して結婚を迫っています。まるで夜這い状態ですが、昼間なのでプロポーズと言った方がいいかもしれません。


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求愛されているメスを見てみると、どのメスも成熟していないようす。成体になる前の亜成体と呼ばれる状態のものだと思います。ジョロウグモのメスは亜成体で交接するのでしょうか。だとすると精子を保存する機能が備わっているのかも。毎年このような風景を見ますが、事実を解明するにいたっていません。

まだ小さいですね。赤い派手な色をした腹部になるにはまだ時間がかかりそうです。それにしても、この時季のジョロウグモの大きさはまちまちです。この写真より大きな体の個体もいれば、一回り小さい個体もいます。こんなに時期をずらして、さまざまな成長過程の個体が存在するのには何か訳がありそうです。もしかすると、ジョロウグモの生き残り戦略の一つなのかも。

●ジョロウグモ/Nephila clavata
ジョロウグモ科ジョロウグモ属

撮影:2009.8.25/かすみがうら市・旧千代田町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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