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2009年7月 6日 (月)

チュウガタシロカネグモと間違えそうだ

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コシロカネグモです。腹部の前方にある黒丸模様を見ると、チュウガタシロカネグモと勘違いしそうになります。今まで各地で蜘蛛を見てきましたが、自分は茨城県南部・中央部・北部でチュウガタシロカネグモを見たことがありません。もしかすると、あまり出かけていない鹿行(ろっこう)地域にはいるのかもしれません。鹿行というのは鹿島郡と行方郡の頭文字をとった呼び方で、方位で言うなら東部地域ということになります。

チュウガタシロカネグモでないことは確実です。しかし、オオシロカネグモの幼体かもしれないという疑問は残ります。さぁ、写真の蜘蛛は本当にコシロカネグモなのでしょうか?


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腹部裏側の模様です。ネットで検索したら、コシロカネグモとオオシロカネグモの判別法がありました。この写真では、腹部中央に黒っぽい筋があります。これが真っ黒ならオオシロカネグモ、この筋にチラチラと細かな点が入っているとコシロカネグモだそうです。また中央の筋をはさむように緑色の筋が二列あります。この筋が細いとオオシロカネグモ、太い(黒い筋の三分の二くらい)とコシロカネグモだそうです。

この写真で見ると、中央の黒い筋にキラキラしたものが見えます。さらに両側の緑の筋も太めです。ということは、コシロカネグモで間違いなさそうです。


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こちらは餌の捕獲作業。前の三本の脚を器用に使って、くるくると獲物を糸で包んでいます。


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第四脚も使っています。八本脚フル稼働でじつに効率がいいです。ものの十数秒でこの状態です。お見事!


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さらに糸一本で獲物をつり下げています。自分で紡いだ糸に相当の自信がなければできることではありません。というか、蜘蛛の糸はかなり強靭かつしなやかということでしょう。人間様の作ったクレーンなんて足元にも及ばないかも…


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では、いっただきま〜す。


●コシロカネグモ/Leucauge subblanda
アシナガグモ科シロカネグモ属

撮影:2009.6.20/小美玉市・旧美野里町
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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