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2009年5月

2009年5月31日 (日)

夜のコケオニグモ

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地元で見つけたコケオニグモ。その成長ぶりを定期的に観察しようと、またまた行ってきました。夕方に行けば網を張っている姿が見られるはずだと思い、仕事帰りに寄ってみました。わかりますか〜、網の中央にいるコケオニグモ。


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ストロボを焚いてみました。コンデジなので写りはいまいち。


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腹部裏も撮ってきました。コガネグモ科らしい模様です。腹部裏を見せられて、「何グモか答えなさい」と言われても答えに迷うような気がしました。

ま、まさか、この蜘蛛がオニグモの緑色の個体ってことはないでしょうねぇ。ちょっと心配になってきました。今度オニグモを見つけたら腹部裏をよく確認してきます。


(撮影はリコーのR10です)

●コケオニグモ/Araneus seminiger
コガネグモ科オニグモ属

撮影: 2009.5.27/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月30日 (土)

ムナアカフクログモ&ヤマトフクログモ

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5月はフクログモの季節なのでしょうか。あちこちで産室らしきものを見かけます。


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ひとつ開けてみましょう。


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いました。間違いなくフクログモの仲間です。


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腹部の模様だけでは何フクログモかわかりません。


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腹部裏は一様に茶褐色のようです。ということは…ヤマトフクログモの可能性が高そう。


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別の産室も開けてみました。こちらは腹部に茶褐色のラインが見えます。明らかに上の写真の蜘蛛と違います。こちらは、たぶんムナアカフクログモではないでしょうか。


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腹部表側の模様は上で紹介したヤマトフクログモによく似ています。でも、裏返すと全然違う模様が現れることもしばしば。ほんと、蜘蛛の識別って難しいです。


撮影: 2009.5.26/下妻市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月28日 (木)

ハツリグモ、どうやって葉っぱ丸めるの?

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こちらはハツリグモの住居です。枯れ葉でできています。

どうやって丸めているのでしょう? もしかして、丸まったものを選んでいるのでしょうか。

葉っぱを網の中心に置いていますが、どうやって持ち上げているのでしょう。地上に降りて適当な葉に糸をくくり付けて持ち上げているのでしょうか? 

かねてより見てみたいと思っているのが、その作業風景です。


余談ですが…

ハツリグモは茨城県南地域において一般的な蜘蛛であることがわかりました。なぜなら、ほとんどの雑木林で見ることができるからです。ただし、足元近くの低い位置に網を張るので、あまり気づかないと思います。しかも普段は丸まった葉の中に身を潜めているのでなおさら。

私は蜘蛛の観察を始めるまでこの蜘蛛の存在さえ知りませんでした。たぶん、多くの人も同様にこの蜘蛛の存在を知らないと思います。

ハツリグモを知っていても幸せになれるとは限りませんが、私はけっこう幸せを感じています。みんなが知らないものを知っているって、ちょっとした優越感に似たようなものを感じませんか? でも、教えてあげようと思っても、誰も耳を貸さないところが悲しいです。グスン。


●ハツリグモ/Acusilas coccineus
コガネグモ科ハツリグモ属

撮影: 2009.5.25/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月27日 (水)

成長するコケオニグモ

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しばらく前に見つけたコケオニグモを再び観察に行きました。

前よりだいぶ大きくなっています。体長は12ミリほどになっていました。

またしばらくしたら見にいこうと思います。


●コケオニグモ/Araneus seminiger
コガネグモ科オニグモ属

撮影: 2009.5.25/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月22日 (金)

ウススジハエトリ?

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この蜘蛛は茨城県南部では一度も見たことがありません。昨年、茨城県北部の渓流沿いで見た蜘蛛と似ているような気がしました。そのとき見た蜘蛛はウススジハエトリと判断したのですが…


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昨年見た蜘蛛はこちら。(撮影は2008年10月12日/常陸太田市・旧里美村)


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今回撮影した蜘蛛の別の角度からの写真です。撮影したのは、やはり県北部の渓流沿いです。ウススジハエトリと思いながらも、どこか違うような気がします。気になったので、クモ画像掲示板で尋ねてみました。

すると、ウススジハエトリの可能性が高いとのこと。話によれば、この蜘蛛は変異の多い種だそうです。今度県北部に行く機会があったら、もう一度よく探してこようと思います。できれば複数個体の写真を撮ってくるつもりです。はてさて、思い通りになるかしら?


●ウススジハエトリ/Yaginumaella striatipes
ハエトリグモ科ウススジハエトリグモ属

撮影: 2009.5.12/高萩市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
参考サイト:クモ蟲画像掲示板
http://xbbs.knacks.biz/kjrshoji


*質問にお答えいただいた“きどばん”さん(掲示板の管理人)には、この場を借りてお礼申し上げます。

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2009年5月21日 (木)

キクメじゃなくてアオグロハシリグモでしょう

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水路の壁面に怪しい影。たぶんアオグロハシリグモだと思います。この写真じゃ、何だかわかりませんね。


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こちらはどうでしょう? 蜘蛛らしいシルエットがおわかりになると思います。脚の縞模様と体の大きさ(10ミリは越えていそう)からすると、思いつくのはやはりアオグロハシリグモ…独断でそう判断してしまいました。


●アオグロハシリグモ/Dolomedes raptor
キシダグモ科ハシリグモ属

撮影: 2009.5.10/城里町・旧七会村
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月20日 (水)

フジイコモリグモが水路の壁面に

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フジイコモリグモといえば、雑木林のなかを歩き回っている印象が強かった私。ところが、写真の個体は田んぼの脇を流れる水路の壁面にへばりついています。確かに水路のすぐ隣はスギの林ですが、アオグロハシリグモのようにこんな場所にお出ましになるとは想像もしていませんでした。

この蜘蛛は茨城県南部で頻繁に見かけます。今回見つけたのは県北西部。以前は県北部(日立市)でも見かけました。たぶん茨城県全域に生息するのではないかと思われます。ということは、ホント一般的な蜘蛛ってことでしょうか。


●フジイコモリグモ/Arctosa fujiii
コモリグモ科ミズコモリグモ属

撮影: 2009.5.10/城里町・旧七会村
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月15日 (金)

ゴミグモの猛烈な食欲

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鷲掴みというか、かぶりつきというか、強欲そのものを絵にしたような感じです。写真の主はゴミグモ。触肢がかなりふくらんでいるのでオスのようです。あと一回脱皮をすると完全な成体になるのではないでしょうか。

ひょっとして、最後の脱皮には相当なエネルギーがいるのかもしれません。だからこんなに欲張って餌を食べているのでしょうか。おいおい、全部食べられるの?

撮影はリコーのR10です。


●ゴミグモ/Cyclosa octotuberculata
ゴミグモ科ゴミグモ属

撮影: 2009.5.10/城里町・旧七会村
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月14日 (木)

なぜか県南では見ないクスミサラグモ

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茨城県の北部で見つけました。たぶんクスミサラグモだと思います。日立市や北茨城市では見たことがあるのに、つくば市をはじめとする県南部では見かけません。なぜでしょう? 図鑑の分布図によれば茨城県の全域に生息するはずなのですが…

前回見つけたのは秋のこと。てっきり秋の蜘蛛かと思ったら、春にもいるんですね。というか、冬以外ならいつでも見られるということなのでしょうか。

今回発見したのは県北西部にある城里町。撮影はリコーのR10です。


●クスミサラグモ/Neolinyphia fusca
サラグモ科ツリサラグモ属


撮影: 2009.5.10/城里町・旧七会村
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月11日 (月)

いったいどこに隠れてたのぉ

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4月の初めに見つけたオナガグモです。明らかに成体と言える大きさでした。春先に幼体がこんな大きさまで成長するとは思えません。きっと冬の間どこかに身を潜めていたに違いないでしょう。いったいどこに?

うおぉぉぉ〜、知りたい。どうしても知りたい。どぉこにいたんだぁ〜?

(今度の冬は蜘蛛探しの旅に出なければならぬかも…)

●オナガグモ/Ariamnes cylindrogaster
ヒメグモ科オナガグモ属

撮影: 2009.4.4/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月10日 (日)

「人」と書いて「マネキグモ」と読む

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冗談も休み休み言えってところでしょうか。

でも、見えなくはないですよね、人って。それとなくそう読めませんか?

ちなみにこちらは腹部方向からの撮影です。


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背面から撮影するとこうなります。「人」が重なってしまいましたね。これで「人々」と読むと言ったら…冗談キツすぎですかぁ。ははは。

そうそう、マネキグモは眼が4つしかないそうです。なぜでしょう? その理由が知りたいところです。でも、本来8つあるものが4つで済んでいるわけですから、遠い将来蜘蛛の眼が4つくらいに減る可能性もなきしもあらずですね。まぁ、その頃までは生きていないでしょうから、確かめる術もありませ〜ん。


●マネキグモ/Miagrammopes orientalis
ウズグモ科マネキグモ属

撮影: 2009.4.4/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月 9日 (土)

帯流し

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白い糸が帯のようにスギの枯れ枝に引っかかっています。ふむふむ、きっとこれは蜘蛛の糸に違いありません。


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拡大するとこんな感じです。たぶんジグモの子どもたちがここからバルーニングで巣立っていったのだと思います。なぜそんなことが言えるのかって? じつは、数年前にこんなものを見たからです。


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撮影は2007年3月です。私にとっては春の風物詩の一つといえます。残念ながら今年はジグモの子どもたちの“まどい”が見られませんでした。ちょっと心残りです。


●ジグモ/Atypus karschi
ジグモ科ジグモ属

*もしかしたらワスレナグモの幼体かもしれません


撮影:上の2枚は2009.4.4/石岡市、最後は2007.3.26/つくば市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』


5月14日追記
もしかするとワスレナグモの幼体かもしれません。自分はワスレナグモを見たことがないので断定できません。

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2009年5月 8日 (金)

エビグモ科の蜘蛛?

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幼体なので何グモなのかわかりません。たぶんエビグモ科の蜘蛛ではないでしょうか?

茨城県南部に多いエビグモといえば…アサヒエビグモ、キハダエビグモ、キンイロエビグモです。それと、数はあまり多くありませんがシャコグモもいます。さぁ、どれでしょう?


撮影:2009.5.1/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

*5月9日追記
クモ画像掲示板でお世話になっている“きどばん”さんから、イオウイロハシリグモの幼体であることを教えていただきました。ありがとうございます。

長年の疑問が、まるで霞が晴れるように消えていきました。ちょっと気分がいいです。

ちなみに、クモ画像掲示板は下記の通りです。何かわからない蜘蛛がいたら、こちらに投稿するといろいろな方がヒントをくれたり、ズバリ回答してくれたりします。

http://xbbs.knacks.biz/kjrshoji

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2009年5月 7日 (木)

地表のセーフティネット

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地面から数センチのところに張られた網がありました。網の下面に張り付くようにぶら下がっている黒い物体。明らかにサラグモ科の蜘蛛です。しかも同じ網に3匹います。たぶん、1匹がメスで、残りの2匹がオスでしょう。


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メスらしき個体をプラスチックのケースに落としてみました。なんとなくヘリジロサラグモのような気がします。

撮影:2009.5.1/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月 6日 (水)

背中は似てるが、お腹が違う

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二枚の葉を糸で貼り合わせた怪しげなものを見つけました。これは蜘蛛の住居に違いありません。こんなものを作るのはフクログモ科の蜘蛛が多いです。


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こっそり覗き込むと…いました、いました。眼の配置からするとフクログモ科の蜘蛛の雰囲気。


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小さいプラスチックケースに落としてみました。やはりフクログモ科の蜘蛛です。ムナアカフクログモかヤマトフクログモっぽいです。なみに、茨城県南部にはこの両者が多いです。


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背中の模様だけでは判断がつかないので、腹部の裏も見てみました。すると、全面が赤褐色。ということは、ヤマトフクログモの可能性が高いです。

ムナアカフクログモは、写真のように全面が赤褐色ではありません。では、どうなっているのかというと…中央部が赤褐色の帯になっています。

まだ幼体のようなので断言はできませんが、とりあえずヤマトフクログモということにしておきます。

●ヤマトフクログモ/Clubiona japonica
フクログモ科フクログモ属

撮影:2009.5.1/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月 5日 (火)

アリグモの脱衣所

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雑木林のなかではアリグモをたくさん見かけます。こちらは小さな蛾を捕らえたアリグモ。いつも何を食べているのか気になっていましたが、蛾も食べるんですね〜


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こちらは葉の表面に網を張っている個体です。たぶん脱皮用の仮住居を作っているのではないかと思われます。やはり脱皮後はいろいろと危険が多いので、用心のためにこのような策を講じているのでしょう。

カニグモ科のハナグモなどは、大胆にも糸にぶら下がりながら脱皮するのですが、ハエトリグモ科の蜘蛛は用心深いですね。


●アリグモ/Myrmarachne japonica
ハエトリグモ科アリグモ属


撮影:2009.5.1/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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2009年5月 4日 (月)

コケオニグモのその後

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4月4日に見つけたコケオニグモ。その後、どうなっているのか気になって行ってきました。

確実に成長しているものの、その伸び率は予想したほどではありません。発見した場所には3匹いたはずなのに、2匹の姿が見えませんでした。鳥にでも食べられてしまったのか、それとも別の場所に移動したのか、本当のことはわかりませんが1匹だけでも残っていたのでよかったです。

また後日確認に行こうと思っています。


●コケオニグモ/Araneus seminiger
コガネグモ科オニグモ属


撮影:2009.5.1/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』

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