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2008年11月21日 (金)

戦場はいつも空

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頭上でゆらゆらと揺れる緑の物体に気づきました。緑の細長い生きもの、見覚えのある姿…オナガグモの名が頭をよぎります。

オナガグモは、草の間の空間に3〜4本の糸を渡し、それを伝わってくる蜘蛛を捕らえます。そうです、蜘蛛を襲う蜘蛛。糸をわたる習性を巧みに利用して同胞を狩る冷血漢と言えるかもしれません。


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アクロバット的な空中戦を演じている最中でしたが、揺れてどうにも写真が撮れないので、糸をたぐり寄せて下に降りてもらいました。

どう見ても蜘蛛には思えませんが、紛うことなき正真正銘の八本脚です。その残忍な性格のためか狡猾そうな印象を与えます。まぁ、蜘蛛はもともと知恵者。生業にケチをつけるのはこれくらいにしておきましょう。


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さて、餌食になっていたのは…
なんとワカバグモでした。体液を吸われ、すっかりしわくちゃになっていますが、若葉色と眼の周りの色からそれと想像できます。撮影は10月下旬です。こんな時期でも、ワカバグモは元気に歩き回っているということですね。


●オナガグモ/Ariamnes cylindrogaster
ヒメグモ科オナガグモ属

●ワカバグモ/Oxytate striatipes
カニグモ科ワカバグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.10.27/笠間市・旧友部町)

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