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2008年5月21日 (水)

真昼の決闘

0805211
前回のつづきではないのですが、キタヤハズハエトリつながりということで…

上の方にいるのがキタヤハズハエトリ、下にいるのがオスクロハエトリ。写真は二匹の決闘のようすです。キタヤハズハエトリは腹部を垂直に立てています。相手が近づいてきた瞬間からこの行動をとり、しばらくはこの状態で威嚇していました。

この体勢を見たオスクロハエトリは、組み合うこともなく尻尾を巻いて逃げてしまいます。盾のように振りかざした腹部はかなりの威嚇効果があるようです。金色にキラキラ輝くのが視覚に訴えるのでしょうか? それとも白い縁取りの黒い斑点が実物以上に大きな相手のように錯覚させるのでしょうか?

以前、オスクロハエトリ同士の決闘を見たことがあります。しかし両者は腹部を持ち上げるような行動はとりませんでした。もしかすると、この腹部直立の戦闘態勢はキタヤハズハエトリ特有のものなのかもしれません(最近、キタヤハズハエトリをよく目にしますが、この強力な武器を手に勢力を拡大しているのかも)。


●キタヤハズハエトリ/Mendoza ibarakiensis
ハエトリグモ科テナガハエトリグモ属

●オスクロハエトリ/Mendoza canestrinii
ハエトリグモ科テナガハエトリグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.9/小美玉市・旧美野里町)

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