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2008年5月31日 (土)

大小さまざま、この時季のクサグモ

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クサグモの幼体です。草の葉が茎と接する部分、樹木の枝先などに棚状の網を張るので、見かけることが多い蜘蛛です。小さいうちは写真のように赤い色をしています。卵のうから出たばかりは小さな赤い蜘蛛という印象ですが、少し大きくなると右の写真のように腹部が黒ずんできます。


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もう少し大きくなると、腹部に線状の模様がうっすらと出てきます。


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さらに大きくなれば、かなり線がはっきりしてきます。このあと、頭胸部も毛に覆われて一般的に認識されているクサグモの姿になります。

この時季のクサグモの幼体にはかなり成長度の違いがあることが分かります。これが、偶然なのか意図的なのかは分かりません。しかし、各地でこのような違いを目にするので、クサグモは時期をずらして成長(出のうを含め)する仕組みをもった種なのかもしれません。あるいは、小さい蜘蛛のなかには、やや遅く出現するコクサグモの幼体が含まれているとも想像できます。


●クサグモ/Agelena limbata
タナグモ科クサグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.23/阿見町)

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