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2008年5月27日 (火)

5月9日のササグモ、ハチに狩られた蜘蛛

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ササグモです。まだ幼体のようです。ササグモは眼の配置に特徴があります。頭胸部の先端部分をぐるりと取り囲むように並んでいます。いつ見てもおもしろいな〜と思います。


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この日は変わったものを見かけました。ハチに狩られる蜘蛛です。何グモが狩られているのか知りたくて必死に追跡。狩られていたのはフジイコモリグモでした。なぜ、フジイコモリグモなのか?

(ハチと蜘蛛がどこにいるのか分かりにくくて申し訳ありません。写真のほぼ中央に両者がいます)


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周辺で圧倒的に数が多いのはイナダハリゲコモリグモです。それなのに、なぜでしょう? 体の大きさが手頃なのでしょうか。イナダハリゲコモリグモは小さいので、幼虫の餌にするには数を集める必要があります。かといって、大型のイオウイロハシリグモだと逆に餌食になってしまう可能性も出てくるのでしょう。ちょうどバランスがいいのがフジイコモリグモなのかもしれません。

撮影者の経験からいうと、じつはフジイコモリグモはコモリグモ科の蜘蛛のなかでは撮りやすい蜘蛛です。ウヅキコモリグモやイナダハリゲコモリグモは逃げ足がとても速く、あまり途中で止まってくれません。ところが、フジイコモリグモは頻繁に立ち止まってくれます。そんな習性も狩り蜂にとっては都合が良いのかもしれません。この件については、たまたまフジイコモリグモを捕まえただけかもしれないのでなんとも言えません。軽く聞き流してください。


●ササグモ/Oxyopes sertatus
ササグモ科ササグモ属

●フジイコモリグモ/Arctosa fujiii
コモリグモ科ミズコモリグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.5.9/小美玉市・旧美野里町)

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