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2008年4月21日 (月)

三番目の脚が短いのは食事のため?

080421
よく松葉にたとえられるのがオナガグモです。確かに、蜘蛛の糸に引っかかった松葉のように見えます。じつはこの松葉には緑と茶色があります。ということは、茶色い方は枯れ松葉ですね。

オナガグモは、枝や草の葉の間に数本の糸を張ります。しかし、その糸には粘性がありません。彼らはこの糸を伝って来る他の小さな蜘蛛を餌食にするのです。つまり蜘蛛を食べる蜘蛛です。写真には捕らえられてグルグル巻きになった小さな蜘蛛が2匹写っています。しかも片方は今食べられているところです。第三脚を使って上手に食べています。

ほかの脚は不安定な糸上で体を支えるために使っているようです。この第三脚が極端に短い理由は、食事をするのに都合がいいからかもしれません。


5回に分けてお届けした石岡市「常陸風土記の丘」「龍神の森」周辺で見つけた蜘蛛の報告をこれで終わりにします。


●オナガグモ/Ariamnes cylindrogaster
ヒメグモ科オナガグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2008.4.15/石岡市)

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