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2007年12月

2007年12月31日 (月)

去年の今ごろ見た蜘蛛 (6)

今年も残すところあと一日。今年はずいぶん蜘蛛を撮りました。

でも、11月下旬にカメラが故障して、それっきり写真を撮っていません。ということで、今年最後の記事も昨年の蜘蛛です。記録を見ると、2006年の12月31日に撮った蜘蛛でした。大晦日まで蜘蛛の写真を撮っていたなんて、いったいどういう生活をしていたのか自分でも不思議に思います。


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さて、この蜘蛛についてですが…
この写真はイヅツグモという蜘蛛です。ブレブレの写真で恥ずかしいのですが、これしかないので掲載しました。図鑑によると、針葉樹にいることが多いと書いてありました。でも、自分はクヌギの木にいるものも多数確認しています。

今年一年、いろいろな場所で蜘蛛探しをしましたが、イヅツグモを見つけたのはこの写真を撮影した阿見町の雑木林だけでした。来年はイヅツグモにも注意しながらいろいろな雑木林を回ってみたいと思います。


●イヅツグモ/Anyphaena pugil
イヅツグモ科イヅツグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2006.12.31/阿見町)

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2007年12月27日 (木)

去年の今ごろ見た蜘蛛 (5)

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冬場になると、なぜかこの蜘蛛がふらついているのをよく見かけます。去年もそうでした。あまりにも頻繁に目にするので、さすがに気になって調べたことがありました。サラグモ科の蜘蛛であることはわかりましたが、ついに種類は判別できませんでした。


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しかし、今ならヘリジロサラグモだろうと言えます。絶対に間違いないとは断言できませんが、そう思うようにしています。なぜなら、悩んでも何も解決しないからです。間違っていたら、そのとき改めることにしました。


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写真をよく見てみたら、この個体は触肢がふくらんでいるのでオスのような感じがします。でも亜成体かもしれません。


●ヘリジロサラグモ/Neriene oidedicata
サラグモ科コウシサラグモ属


(2006.12.31/阿見町)

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2007年12月10日 (月)

去年の今ごろ見た蜘蛛 (4)

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この蜘蛛も昨年の11月に見つけたものです。初めて見る蜘蛛でした。そのため「新種ではないか!」と大きな勘違いをしたこともあり、今でも鮮明に記憶が残っています。何を隠そう、当時はサラグモという種類の蜘蛛がいることさえ知りませんでした。振り返ると、あのときの自分が滑稽に思えて笑ってしまいます。ははは…


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いろいろ調べていくうちに、ユノハマサラグモの幼体ではないかと結論づけました。成体のように腹部の脇に黄色い模様が出ていませんが、これはこれでかなり美しい蜘蛛です。前にも紹介したホシミドリヒメグモ、そしてこのユノハマサラグモなどは、蜘蛛に大きく傾倒するきっかけを作ってくれました。


(2006.11.6/笠間市・旧岩間町)

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2007年12月 9日 (日)

去年の今ごろ見た蜘蛛 (3)

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こちらも去年の11月中旬、山登りをしているときに見つけた蜘蛛です。ホシミドリヒメグモという結論を出すまでに数か月かかりました。

当時はヤホシサヤヒメグモという蜘蛛ではないかと考えていました。絵で描かれた図鑑を参考にしていたので、腹部の縁に黒い点が並ぶヤホシサヤヒメグモがとてもよく似ていると思えたのです。

ヤホシサヤヒメグモは田んぼにいる蜘蛛で、かなり小さな種類です。そのような生態に関する知識が身に付いていなかったので、絵合わせで似たものがいると短絡的に結論付けていました。本格的に蜘蛛を調べ始める前だったので、かなりいい加減でした。


(2006.11.13/笠間市・旧岩間町)

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2007年12月 8日 (土)

去年の今ごろ見た蜘蛛 (2)

去年の今ごろと言っても11月の初旬だから少し前のことになります。その頃、仕事で山に登る機会が多かったので、いろいろなものを撮っていました。そのなかに蜘蛛の写真を見つけました。


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イオウイロハシリグモに似ていますが、どこか微妙に違います。アズマキシダグモのようです。当時は何グモだろうと悩み続け、この答にたどり着くには数か月を要しました。今では、見れば何となくわかるようになり、ちょっとは進歩したのではないかと勝手に思い込んでいます。

アズマキシダグモにはいろいろな模様と色があり、変異が多い蜘蛛と言えます。その分、見つけるたびにちょっとした喜びを感じさせてくれる蜘蛛でもあります。

(2006.11.6/笠間市・旧岩間町)

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2007年12月 7日 (金)

去年の今ごろ見た蜘蛛 (1)

数日前のブログに書いたように、自分が蜘蛛の観察を本格的に始めたのは今年になってからです。ですから、去年の今ごろは蜘蛛の写真をほとんど撮っていませんでした。


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数少ない蜘蛛の写真を探して出てきたのがこの蜘蛛です。当時は何グモかまったく見当がつきませんでした。今でもわからないことの方が多いのですが、今この写真を見てカレハヒメグモではないかと思っています。体長3〜4ミリの小さな蜘蛛でした。


(2006.12.7/阿見町)

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2007年12月 6日 (木)

ちょっと早いけど、一年を振り返る(3)

蜘蛛の観察を趣味にしていると言ったら、ほとんどの人が驚くでしょう。なかには「異常な性格」と危険視する人もいるのではないでしょうか。ここで自分は、自らの異常性を否定するつもりはさらさらありません。やはり、大勢の人が気味悪いと思うものを愛でるというのは、怪しい人間に違いないのでしょう。それはそれでいいのです。

問題なのは、なぜ「蜘蛛が気味の悪いものなのか」です。蜘蛛の汚名が晴れれば、おのずと私自身の趣味も社会的に認められるはずです。

花を見て「美しい」と言えば心のきれいな人に思われるように、蜘蛛を見て「かわいい」と言って、繊細な人と思われたいものです。

そこで、蜘蛛の観察におけるテーマを自分なりに設定してみました。「なぜ蜘蛛は嫌われるか」です。これは蜘蛛の側に問題を見つけなければならなそうです。眼が8つあるとか、脚が8本だとか、粘着質の網を張るとか、いろいろなことが予想できます。一方、人間の立場で考え「なぜ人は蜘蛛を好きになれないのか」ということも気になっています。好きになれない理由はいろいろあると思います。昔話や伝説などに出てくるお化けグモなども影響しているのかもしれません。

謎に包まれた人間と蜘蛛の関係。その秘密を少しでも解き明かすことができれば楽しいだろうなぁ…と思いつつ、これからも蜘蛛の観察に勤しんでいくつもりです。ブログではこのテーマに関する話は一切していません。いろいろ考えていることもありますが、なかなかうまく説明できないことが筆を鈍らせます。それよりも蜘蛛の種類を覚えることを優先して、これからも観察報告をしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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2007年12月 5日 (水)

ちょっと早いけど、一年を振り返る(2)

最初はヒメグモ、サラグモ、カニグモ、エビグモ…なんて名前を見てもチンプンカンプンでした。その時点で知っていたのは、オニグモやジョロウグモ、コガネグモ、ハエトリグモ、ウヅキコモリグモといったよく目にする種類だけ。コモリグモにいたっては、ハリゲコモリグモ、キクヅキコモリグモ、キバラコモリグモなどたくさんの種類がいることに衝撃を覚えたほどです。名前を覚えて、種類を見分けられるようになったら楽しいだろうな…

そんな思いから始まったのが蜘蛛観察です。よりによって蜘蛛なんて、他の人から見たら「おかしな奴」にしか思えないでしょう。花や虫の方が一般的で話題にもなりやすいので、そちらの観察を趣味にした方がずっといいと思います。でも、なぜか蜘蛛に興味を持ってしまいました。

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2007年12月 4日 (火)

ちょっと早いけど、一年を振り返る(1)

カメラが壊れて蜘蛛の写真が撮れません。ちょうどいい機会なので、過去を振り返ってみることにしました。

そもそも蜘蛛などに興味を持って調べ始めたのが今年の初めから。蜘蛛に関する最初のブログ「蜘蛛・クモ探検隊1」を書き始めたのは3月からでした。

なぜ、蜘蛛のブログを始めたか? それは、いろいろな蜘蛛がいるのがわかったから。ちょうど前年の暮れに、文一総合出版から『日本のクモ』という図鑑が出たことも大きく影響しています。この図鑑を購入して、蜘蛛に大きな関心を寄せようになりました。「何気なく目にする蜘蛛にちゃんとした名前がついている」。そう思ったときに、蜘蛛は単なる蜘蛛ではなく○○グモとして、他の生きものたたちと同等の存在になりました。それと同時に、たくさんの種類がいることに驚かされました。

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