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2007年11月14日 (水)

極小のハエトリグモたち

前回のつづき…


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この岩場にはハエトリグモがたくさんいます。とくに春の初め頃にはヤマジハエトリがたくさんいました。では、晩秋のこの時期にはどんな蜘蛛がいるのかと思いながら、足下を見てみると…


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いました。体長4〜5ミリのじつにかわいらしいハエトリグモです。ヒトリコゲチャハエトリのようです。オスもメスもそろっています。メスは白に近い灰色ですが、オスは腹部に黒い斑があります。ときどきオス同士が接近すると、互いに前脚を振り上げて威嚇しながら相手の出方をうかがっていました。


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ヒトリコゲチャハエトリに混じって、別種の蜘蛛がいました。カタオカハエトリのメスかと思いましたが、触肢が膨らんでいるので違うようです。ということは、ネオンハエトリのオス亜成体ではないかと思います。本州全域に生息しているらしいのですが、今まで見たことがありませんでした。自分にとっては珍しい蜘蛛です。とても小さいので、いても気づかなかったのかもしれません。


*3回に分けて書いた石岡市からの報告は以上です。次回は取手市です。


●ヒトリコゲチャハエトリ/Sitticus abocator
ハエトリグモ科コゲチャハエトリグモ属

●ネオンハエトリ/Neon reticulatus
ハエトリグモ科ネオンハエトリグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.9/石岡市)

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