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2007年11月 4日 (日)

マツの樹皮にいるワシグモ

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潮来市からの帰り道に寄ったのが、行方市(旧麻生町)の霞ヶ浦沿岸です。数日前に天王埼公園にも行きましたが、今回立ち寄ったのは数百メートル手前にある松林です。水辺近くなので、どんな蜘蛛がいるのか興味がありました。土手をはさんだ正面には、写真のような小さな砂浜があります。砂浜の周囲にはヤナギのほか、セイタカアワダチソウ、ススキ、アシなどが生えています。そこにはナカムラオニグモとズグロオニグモがたくさんいました。


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さて、松林を探してみると…。松の樹皮に黒い蜘蛛がいました。ワシグモ科の蜘蛛のようです。


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捕獲してみるとホシジロトンビグモでした。このように模様の入ったワシグモ科の蜘蛛は比較的見分けやすいです。とはいうものの、ワシグモ科の蜘蛛は種を同定するのはとても難しいです。自分は、明瞭な模様が入ったもの以外は見分けられません。


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蜘蛛を見つけた松林は神社の境内でした。蜘蛛に夢中になって気づきませんでした。


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さらに松の木を見てみると、産卵を終えたジョロウグモがいました。お腹がかなり小さくなってしわしわになっています。「お疲れさまでした!」と思わず声をかけたくなりました。


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松林を歩いている途中、頭上からミノムシのようにスルスルと下りてくる物体を発見。なんだろうと思ったらハエトリグモでした。ジャバラハエトリのような気がしますが、まだ幼体なのではっきりとはわかりません。もしジャバラハエトリだとすると、けっこう珍しいと思います。


この日はほかにも蜘蛛を見つけましたが、残りは次回に報告します。


●ホシジロトンビグモ/Sergiolus hosiziro
ワシグモ科ブチトンビグモ属

●ジョロウグモ/Nephila clavata
ジョロウグモ科ジョロウグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.10.30/行方市・旧麻生町)

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コメント

初めまして。
東京都でクモを観察している者です。

画像のジャバラ系ハエトリですが、
おそらくコウライハエトリだと思います。
「イナズマハエトリ」や「黄色い脚の未記載ハエトリ」と同じように
ケヤキや針葉樹の樹幹、林内の手すりなどを徘徊していたり、
樹皮裏の巣の中に入っていたりします。
ちなみに僕は3月から5月に見ています。

投稿: クモ好き | 2013年8月29日 (木) 21時10分

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