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2007年11月28日 (水)

田にキクヅキ、畦にウヅキ

前回のつづき…


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田んぼの方に目を移してみました。すでに乾燥して人が入れるくらいの固さになっていて、刈り取ったあとの藁がそのまま残されています。


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そこにいるのはたくさんのキクヅキコモリグモです。なかにはウヅキコモリグモの姿もありました。


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こちらはやや黒っぽいキクヅキコモリグモです。上の蜘蛛より一回り以上小さい個体でした。今回撮影して思ったのは、ウヅキコモリグモは動きがかなり速いということです。しかも敏感で、一定の距離を越えて近づくとあっという間に逃げてしまいます。一方、キクヅキコモリグモは逃げる途中に必ずひと休みするので、そっと近づいて何とか写真を撮ることができました。


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田んぼではほかの蜘蛛が見つけられそうになかったので、近くの竹林とクリ畑がある場所に移動しました。ここは薄暗くて、蜘蛛がいてもなかなか見つけられそうにありませんでした。見つけたのは小さな蜘蛛ばかり。アシナガグモの仲間と思われる幼体ばかりです。コシロカネグモかオオシロカネグモの幼体のような気がします。


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小さな幼体ばかりでがっかりしているところ、やや大きな蜘蛛を見つけました。名前は断定できませんが、腹部の模様がカレハヒメグモに似ています。触肢を見ると膨らみかけているようなので、オスの亜成体のようでした。

この日は寒く、風も強かったので、これ以上の観察は時間の無駄かもしれないと判断し、撤収することにしました。以上で小美玉市(旧美野里町)寺崎からの報告を終わります。


●キクヅキコモリグモ/Pardosa pseudoannulata
コモリグモ科オオアシコモリグモ属

参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.21/小美玉市・旧美野里町)

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