« 気になっていた蜘蛛はヤマヤチグモらしい | トップページ | 蜘蛛に会いたくなって… »

2007年11月 8日 (木)

フジイとアライト、コモリグモ2種

前回のつづき、ほかに見つけた蜘蛛を報告します。


0711081
フジイコモリグモです。体長が5ミリくらいでしたので幼体だと思います。胸部の模様が特徴的なので、比較的見分けやすい蜘蛛です。


0711082
アライトコモリグモです。体長は10ミリ近くありました。この蜘蛛はメスの成体が10ミリ以上になります。その姿は間近で見るとかなりの迫力があります。

蜘蛛を観察し始めた頃は、上の2種の見分けがつきませんでした。でも、よく見ると模様がかなり違います。フジイコモリグモの方は胸部の中央にある明るい筋が中央付近で急激に狭まっています。その狭まるところに2本の黒い線がチョンチョンと入っているのが特徴です。一方、アライトコモリグモは中央の筋が狭まりますが、ゆっくりと狭くなっていきます。こちらにも2本の黒い線がありますが、フジイよりも長いです。成体になれば明らかに大きさが違いますので迷うことはありませんが、幼体のときには上記の点を参考に見分けています。


0711083
ワカバグモです。クサカゲロウの幼虫らしきものが近くをうろついています。ワカバグモはこれを狙っているのかと思いしばらく見ていましたが、捕獲しませんでした。


0711084
デーニッツハエトリのようです。この角度から見ると、いつもより顔が長いような印象になります。この公園にはたくさんいる蜘蛛です。ほかにもマミジロハエトリやシラヒゲハエトリなど、何種類かのハエトリグモを見つけました。あと、チャイロアサヒハエトリの幼体がかなりいました。


以上で11月4日に見つけた蜘蛛の報告を終わります。

●フジイコモリグモ/Arctosa fujiii
コモリグモ科ミズコモリグモ属

●アライトコモリグモ/Trochosa ruricola
コモリグモ科キタコモリグモ属

●ワカバグモ/Oxytate striatipes
カニグモ科ワカバグモ属

●デーニッツハエトリ/Plexippoides doenitzi
ハエトリグモ科マダラハエトリグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.11.4/小美玉市・旧小川町)

|

« 気になっていた蜘蛛はヤマヤチグモらしい | トップページ | 蜘蛛に会いたくなって… »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/435933/8765626

この記事へのトラックバック一覧です: フジイとアライト、コモリグモ2種:

« 気になっていた蜘蛛はヤマヤチグモらしい | トップページ | 蜘蛛に会いたくなって… »