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2007年10月31日 (水)

海の近くにはゴミグモがいっぱい!

茨城県の東部「鹿行地域」に行ってきました。何と読むのだろうという人もいるのではないかと思います。これは「ろっこう」と読みます。鹿島郡の「鹿」と行方郡(なめがたぐん)の「行」を合わせて鹿行です。読み方がまったく違ってしまうので、他県の方はきっと判読できないだろうと思います。

出かけたのは鹿行地域の神栖市(かみすし)です。鹿島灘にあるコンビナート群の一角から煙がもくもくと出ています。ここから海岸線沿いを少し走ると千葉県の銚子です。県南地域から見ると、ほとんど千葉県のような印象です。

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さて、上に書いたように海の近くなので「どんな蜘蛛がいるのか?」と、ものすごく楽しみだったのですが、強風が吹き荒れる天気だったため収穫はわずかでした。まず見つけたのはワシグモ科の蜘蛛です。弱々しい糸で仮設住居のようなものを作って隠れていました。写真に写っているのは蜘蛛のお尻です。


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ワシグモ科の蜘蛛は見分けるのが難しいです。幸いにも模様が入っていたので良かったですが、真っ黒いワシグモだったらお手上げです。この蜘蛛、ナミトンビグモのような気がしますが自信はありません(もしかしたら、ヒトオビトンビグモかも)。


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次に見つけたのはゴミグモらしき蜘蛛です。これはほんとうにたくさんいました。図鑑で見たらシマゴミグモのような感じです。県南部では見たことがありません。図鑑に「海岸付近に生息」と書いてあるので、まさにその通りの場所にいる蜘蛛です。ただし、気になるのは腹部末端の突起です。図鑑の写真ではお尻の部分にでこぼこがありますが、この写真の蜘蛛は滑らかです。ひょっとしたら違う種類かもしれません。


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なかには赤っぽい個体もいました。もしかすると、上の黒い蜘蛛とは別種かもしれません。


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こんなゴミグモもいました。これはマルゴミグモだと思います。こちらのゴミグモも県南地域では見たことがありません。図鑑にも「海岸地域に多く生息」とあるので、内陸の平地にはいないのかもしれません。


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.10.29/神栖市)

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