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2007年10月25日 (木)

海辺の蜘蛛は?

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さて、北茨城からは国道6号を通って県南方面へ帰ってきました。その途中にあるのが伊師浜(海岸名)です。今は日立市になっていますが、もとは十王町でした。ここは、日本で一番稼働率の高い国民宿舎「鵜の岬」があるところです。断崖の上に建っていて、眺望もすばらしいです。

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その伊師浜で一時停止。海の近くにはどんな蜘蛛がいるのか見てきました。砂浜にはイソコモリグモというタランチュラのような蜘蛛がいるのは知っていますが、そう簡単に見つかるはずはありません。茨城県では生息が確認されているので、一度は見てみたいものです。以前確認した情報によると、イソコモリグモは日本海側に多く、太平洋側では茨城の海岸にしか生息していない蜘蛛です。(東北の太平洋側の一部でも生息確認があるようです)

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イソコモリグモは諦め、普通の蜘蛛を探すことにしました。見つけたのは写真の蜘蛛。ヤミイロオニグモのようです。とにかくこの蜘蛛はいっぱいいました。よく見ると色が違っていたり、線が入っていたりします。個体差の大きい蜘蛛のようです。海岸の近くにある松林にいたのはほとんどがヤミイロオニグモでした。


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写真の蜘蛛はカラフトオニグモサガオニグモのようです。他に見かけた蜘蛛はジョロウグモ。こちらもかなりの数がいました。


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上の写真はサラグモの一種です。名前は断定できませんが、ヘリジロサラグモでしょうか?


●ヤミイロオニグモ/Neoscona fuscocolorata
コガネグモ科ヒメオニグモ属

図鑑によれば、よく似た蜘蛛にオオクマヤミイロオニグモがいるそうです。両者の違いは、腹部の裏側にある黄色斑が、ヤミイロオニグモは長方形でオオクマヤミイロオニグモは二個の対斑になっているらしいです。対斑ってどの程度の大きさの斑なのでしょうか?

表裏一組で3列に並んだ上の写真を見ると、一番上の個体は丸い点にも見えます。中と下はやや長方形のような気がします。もしかしたら、一番上の個体はオオクマヤミイロオニグモなのかもしれません。ちなみに、上と中はオス、下はメスです。


●カラフトオニグモ/Eriophora sachalinensis
コガネグモ科カタハリオニグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.10.23/日立市・旧十王町)

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