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2007年9月

2007年9月28日 (金)

シモフリヤチグモかなぁ?

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先日、久しぶりに写真を撮りに行きました。行き先は市内にある公園です。雑木林をそのまま利用した自然公園のような場所で、たくさんの蜘蛛がいました。

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通りすがりに確認したものは、ワキグロサツマノミダマシ(一番上の写真)、ナガコガネグモ、オオヒメグモ、オオツリガネヒメグモ、ゴミグモ、オオシロカネグモなど。写真は卵のうから出たばかりの子蜘蛛たちの“まどい”と親蜘蛛です。カグヤヒメグモかなと思いましたが、同定についてはちょっと自信がありません。

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珍しい蜘蛛はいないかと、樹木名を記したプラスチックプレートをひっくり返すと、写真の蜘蛛がいました。どうやらヤチグモ科の蜘蛛のようです。思い当たるのはヤマヤチグモ、メガネヤチグモ、シモフリヤチグもあたり。なんとなくシモフリヤチグものような気がしますが、こちらも自信がありません。

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久しぶりに蜘蛛探しに出かけ、1時間ほど歩きましたが、あたりはもうすっかり秋の雰囲気です。秋と言うとイシサワオニグモを思いだします。オレンジと白の入り交じった美しい蜘蛛ですが、山に行かないと見られません。車で40〜50分行ったところにたくさんいるのを昨年確認しました。今年もその場所に出かけてみたいと考えています。


ワキグロサツマノミダマシ/Neoscona mellotteei
コガネグモ科ヒメオニグモ属

カグヤヒメグモ/Achaearanea culicivola
ヒメグモ科ヒメグモ属

シモフリヤチグモ/Iwogumoa insidiosus
ヤチグモ科シモフリヤチグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.9.25/石岡市)

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2007年9月 6日 (木)

美女に再会! でも男だった

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先月末に撮り損ねたビジョオニグモとの再会を果たした。しかし、見つけたのはオス。ピントが今ひとつ合っていないのが惜しいところです。

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腹部中央の上の部分にマークがあり、おしろいを塗ったような真っ白い腹部を際立たせます。

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こちらは住まいです。葉の先端部分に、自分が入る空間を確保して糸でかがっています。この住まいはアオオニグモとまったく同じです。両者は写真のように腹部を外に向けて居座っているので、背中の模様を見るまではどちらか識別できません。


ビジョオニグモ/Araneus mitificus
コガネグモ科オニグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.9.3/牛久市)

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2007年9月 5日 (水)

居候にやられた!?

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蜘蛛が小さいのでわかりにくいですが、写真はシロカネイソウロウグモです。他の蜘蛛の網に無断で侵入して、主の捕らえた餌をこっそり盗み食いしたりするそうです。そんな行動からイソウロウの名前がついたのでしょう。

しかし、恐ろしいことにこの居候は、ときに主さえも餌食にしてしまうようです。この写真を撮ったのは友人宅ですが、その友人は「5匹ぐらいで、よってたかって主をやっつけた」と言っていました。なかなかの知恵者だそうで、主が脱皮している最中に襲いかかったそうです。身動きがとれないときを狙うとは、狡猾極まりないといえます。違った見方をすれば、冷静な判断力を持ち、緻密な連携プレーができる組織力も持ち合わせているということです。

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右端に糸でグルグル巻きになっているのが、餌食になったジョロウグモ。中央がシロカネイソウロウグモのメスで、左がオスです。

シロカネイソウロウグモ/Argyrodes bonadea
ヒメグモ科イソウロウグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.9.3/牛久市)

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2007年9月 4日 (火)

サツマノミダマシとワキグロサツマノミダマシ

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この二種は姿がそっくりです。違いは名前にもある通り、腹部の側面が黒くなっているか、いないか。上の写真はサツマノミダマシです。側面からの写真ではないので、肝心なところが確認できません。

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こちらはワキグロサツマノミダマシです。腹部側面が黒っぽいのがわかるでしょうか?

上記の二種を見比べると、腹部の縁に色がついているのがわかります。サツマノミダマシは黄色い帯状で、ワキグロサツマノミダマシの方は白い帯です。自分は腹部側面が確認しづらい場合は、この点を識別するようにしています。

サツマノミダマシ/Neoscona scylloides
コガネグモ科ヒメオニグモ属

ワキグロサツマノミダマシ/Neoscona mellotteei
コガネグモ科ヒメオニグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.9.3/牛久市)

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2007年9月 3日 (月)

今年はよく見るオオトリノフンダマシ

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打ち合わせ前に時間をつくって1時間だけクモの観察をしました。見つけたのはオオトリノフンダマシ。今年はよく見かけますが、豊作の年なのでしょうか?

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体長は10ミリを軽く越えていたと思います。かなり大きな個体でした。もちろんメスです。一度オスを見てみたいと思っているのですが、なかなか出会えません。

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オオトリノフンダマシの件で、いつも気になっていることがあります。このクモが居座っている葉などには、必ず体の下に細かい糸が張り巡らされています。まるで座布団のようです。これは何のためのものなのでしょうか。ここに爪を引っかけて、葉っぱから落ちないようにするためでしょうか。

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いつも同じ角度から撮ってばかりいるので、きょうは顔のクローズアップに挑戦しました。手ブレしていますが、なんとなく顔の様子と鋭い牙がわかると思います。

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この蜘蛛、かなり腹部が大きいです。ずんぐりむっくりの体型で、頭部が腹部にめり込んでいるような感じ。体型のせいもあって動きは鈍いです。


オオトリノフンダマシ/Cyrtarachne inaequalis
ナゲナワグモ科トリノフンダマシ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.9.3/牛久市)

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