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2007年8月30日 (木)

美女を撮り損ねた!

前回のつづき…

ジョロウグモを撮ったあと見つけたのが写真の蜘蛛です。このマッチョな姿はオスに違いありません。何グモのオスでしょうか?

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思い当たるのはヤマシロオニグモ、あるいはコゲチャオニグモなど。個人的にはヤマシロオニグモかもしれないと思っています。ただし、図鑑に載っているオスの模様とちょっと違います。

ヤマシロオニグモは色彩や模様の変異が多い蜘蛛と聞いています。変異の例として、さまざまなパターンが図鑑に載っていますが、どれもメスの写真です。メスがこれだけバラエティーに富んでいるなら、オスにも変異があるのだろうと勝手に思い込んでいます。こんないい加減な推測から写真の蜘蛛をヤマシロオニグモではないかと予想しました。

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これもマッチョな蜘蛛。こちらはワキグロサツマノミダマシです。腹部より頭部の方が大きいので、逆三角形の体型に見えます。

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さて、男ばかりで嫌気がさしていたところ、目に飛び込んできたのがビジョオニグモです。最初はアオオニグモかと思いましたが、腹部中央の特徴的な黒斑を確認してビジョオニグモであると確信しました。ところが、写真の住居(上の写真の葉っぱの先端)からポロリと落ちてしまい行方不明に…。残念です。美女を撮り逃してしまいました。

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仕方ないので、美女の住まいを撮っておきました。ビジョオニグモの網は横糸が金色なのが特徴です。実際は濃い黄色、ウコンのような色です。拡大すると下の写真のように、細かい粒が等間隔で連続しているのがわかります。

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つづきは次回へ…


ヤマシロオニグモ/Neoscona Scylla
コガネグモ科ヒメオニグモ属

ワキグロサツマノミダマシ/Neoscona mellotteei
コガネグモ科ヒメオニグモ属

ビジョオニグモ/Araneus mitificus
コガネグモ科オニグモ属


参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
(2007.8.28/つくば市・筑波山麓)

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