さまようハンゲツオスナキグモ

腹部前方にある黄色い紋が目印のハンゲツオスナキグモ。半月というより三日月に見えるのですが…
この写真の個体はオスです。公園の駐車場をさまよっていました。たぶんメスを探して走り回っていたところだと思います。この後、運良くメスにめぐり会えたならいいのですが、その結末まで見届けることはできませんでした。
茨城県のレッドデータブックにおいて、ハンゲツオスナキグモは希少種に指定されています。確かに、蜘蛛探しをしていても出会う機会はそう多くはありません。しかし、まったく見ないというわけでもないんです。どちらかというと探しにくい蜘蛛であるような気がします。見つけにくい蜘蛛なので、生息数も確認しにくいでしょう。なので、必然的に数が少ないように思えてしまう傾向があるのかもしれません。彼らは管状住居を作ってその奥に潜んでいるのですが、一見するとヤチグモ科の蜘蛛の住居と見間違えることが多いです(私の場合)。
●ハンゲツオスナキグモ/Steatoda cingulata
ヒメグモ科カガリグモ属
撮影:2009.10.9/石岡市
参考文献:文一総合出版『日本のクモ』
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